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第1部   科学技術の地域展開
第2章  地域と共に発展する科学技術
第6節  都道府県における科学技術の総合的取り組みと課題
3.  地域の科学技術政策の特徴と課題


以上取り上げた都道府県においては,国のプロジェクトへの参加を積極的に行うものが多く,地域における科学技術振興のインセンティブとしての効果をねらっているものが多い。

また,地域においては,特徴のある研究テーマや推進方式により,地域の特色を生かし,個性のある科学技術の振興を目指している。

既存の産業や大学,研究機関等の能力を活用して関連する分野のプロジェクトを起こそうとするものや,ソフトウェア分野,バイオテクノロジー分野等,特定の分野に力を入れたり,基礎研究に重点を置いたりして特色を出そうとする動きも出ている。

さらに,国の各種支援制度を最大限に利用し,研究施設の誘致等を積極的に行っている地域もある。

このように,地域ごとに様々な工夫が図られる例がみられる。今後,このほかの地域でも,地域の特色を出すために,どの分野をどのような実施体制で行っていくか,明確なビジョンを持つことが課題となってこよう。

また,ひとつの分野について研究開発を行うのではなく,複数分野にまたがるテーマについての研究開発プロジェクトも,今後,増加してくるものと考えられ,これに対する対応も必要となってくる。

さらに,ひとつの都道府県だけで実施するのではなく,複数の都道府県にまたがって実施される場合も増加することが考えられる。これらの場合,関係地方公共団体あるいは関係機関の間での有機的連携が円滑に行われるよう,体制を整えることが必要となってこよう。


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