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第1部   科学技術の地域展開
第1章  科学技術の地域への新展開
第1節  科学技術の最近の動向と地域への影響
5.  まとめ


以上のとおり,研究拠点数,研究者数,研究設備や研究活動,研究費を通じて我が国の科学技術の動向とその活動の地域への展開を眺めてみた。

その結果は科学技術活動全般については,以下にあげる点を除いて総じて一極集中から地域への展開を見ることができた。

(1)国立試験研究機関の研究拠点数や研究者数は関東圏に集中しており,推移でみても大きな変化はみられなかった。
(2)公設試験研究機関の研究拠点数や研究者数の推移は,国立試験研究機関同様大きな変化はみられなかった。
(3)公益法人等の従業者数等は,東京圏,関東圏の中でも地域によって横ばい,微増,微減がみえ,研究拠点の地域展開に比べれば明確な傾向が現れているといいがたい。
(4)大学数,教員数をみると,東京都以外の東京圏及び関東圏でわずかに増加しているものの,東京都からの地域展開は現れている。

これらの指標のそれぞれの地域ごとの内容については,第2章第3節で分析する。また東京圏以外の地域への研究拠点の展開の進んでいる状況や原因の検討については第7節で分析することとする。いずれにしても,科学技術に関する諸活動は地域への展開を示し始めており,今後の科学技術政策の検討に当たってはこのような動向を十分配慮していくことが必要である。


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