ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部  科学技術活動のグローバリゼーションの進展と我が国の課題
第2章  科学技術活動のグローバリゼーションの推進

科学技術活動のグローバリゼーションの進展は,研究者の出会いの機会を増やし,異なった発想の融合により新たな知見や技術の創出を促したり,これらの知見や技術が人類共通の知的財産として各国で利用され,生活レベルの向上や経済の成長を促して世界各国の相互の発展に貢献してきた。さらに,科学技術は,地球環境問題のような人類が抱える問題の解決に重要な役割を果たすと期待されている。

一方,科学技術活動のこのような世界的広がりは,一国の科学技術政策や活動が他国に影響を及ぼすような事態も発生させている。このため,各国における認識や対応の相違が国際社会において誤解や緊張を生み出したり,国際協力を阻害することがないよう各国が不断の努力を払っていく必要がある。

国際関係の基本は信頼関係の醸成であり,その下に科学技術活動の国際協力を進めることが重要であるが,そのために我が国のなすべきことは極めて多岐にわたっている。

本章においては,まず,科学技術活動のグローバリゼーションを推進するに当たっての我が国の理念を明らかにし,その考えの下で「国際公共財としての知的ストックの形成などの我が国の課題」及び「科学技術活動のグローバリゼーションを支えるために各国が尊重していくべき共通の価値観と規範」について分析する。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ