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第1部  科学技術活動のグローバリゼーションの進展と我が国の課題
第1章  グローバリゼーションの進展
第2節  科学技術活動の地球規模化


我が国は,1970年代に始まった情報・電子技術の急速な発展や1980年代に起こった情報通信とコンピュータの結合による技術革新に積極的に対応するなど,技術進歩を経済成長の牽引力として活用することにより,経済活動の国際化を進めることができた。我が国の経済的繁栄は科学技術に負う面が大きいが,欧米諸国における基礎研究の成果が科学技術の発展に果たしてきた役割が大きいことを忘れてはならない。人類の長年にわたる基礎研究への投資により得られた成果は,国際的な共通の財産としてその発展の礎となってきたのである。それでは,最近における科学技術活動のグローバリゼーションの実態と我が国の位置付けを探ってみよう。

本節においては,まず科学技術レベルの国際比較を行い,次いで科学技術の活動状況を表す各種指標(人材,論文,情報,特許,技術貿易等)を分析しつつ,科学技術活動のグローバリゼーションの現状を見るとともに,その中で我が国の科学技術活動が世界においてどのような位置を占め,どのような役割を果たしているかを明らかにする。

また,公的研究機関及び民間企業における科学技術活動のグローバリゼーションの実態について,国際的視野に立ちそれぞれ分析する。さらに,一国では対応できない課題として最近特に注目を集めている地球環境問題とメガサイエンスを取り上げ,これらの背景や国際協力の状況を明らかにする。


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