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第3章   海外及び我が国の科学技術活動の状況
第2節  科学技術に関する国際比較と我が国の状況
3.  技術貿易,特許,ハイテク製品貿易,論文発表数の動向
(4)  論文発表件数の動向


学術研究の成果である論文については,研究対象の地域性,研究者の常用している言語,執筆された言語等の差異により,単純な比較はできないが,ここでは論文の発表数等を見てみる。

世界の主要な学会誌等に発表された論文数のシェアは米国が約36%と大きな地位を占めており,イギリス,日本,ソ連,西ドイツ,フランスがこれに続いている。我が国は1970年代後半以降シェアを伸ばしてきており,1980年代前半に西ドイツとほぼ同数となり,1980年代後半米国,イギリスに次ぐ論文発表を行うに至った( 第3-58図 )。分野別の論文発表割合は,米国では地球・宇宙科学,日本では化学,工学分野で,総論文発表割合でみた場合より多い。

第3-58図 国別の論文発表数のシェア

世界の主要な学会誌等に発表された主要国における国際共著論文数(共著者の国籍が2国以上の論文)の論文発表数に対する比率は,地理的条件にも左右されるが,欧州は各国とも20%前後,米国は約10%,我が国は約7%である。

また,発表された論文の影響度を示すものとして,他の論文への引用頻度についてみると,米国論文が多く世界の約半数を占め,イギリス,日本,西ドイツ,フランスと続いている。日本の論文の引用頻度は,1970年代後半はフランスとほぼ同率であったが,着実に増加してきている( 第3-59図 )。

第3-59図 引用された論文数の国別割合


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