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第3章   海外及び我が国の科学技術活動の状況
第1節  各国(地域)の科学技術政策
5.  イタリア


イタリアは西欧諸国の中では,西ドイツ,フランス,イギリスに次ぐ研究開発投資国であるが,その額はおおよそ西ドイツの3分の1,フランス,イギリスの半分である。1989年の研究費は14兆6,728億リラ(約1兆5,000億円)で,政府負担割合は52%,研究費の国民総生産比1.2%(1987年),また研究者数は約7万人(1987年)である。産業界では公社の占める比重が比較的大きく(研究費及び研究者数とも約40%),最近の好景気により,産業界の研究費は,この4年間に年間実質9.3%の高い伸びを示している。

科学技術政策は大学・科学技術研究省が主に担当している。大学・科学技術研究省は,1989年に旧科学技術研究省を改組したものであり,大学,国立研究機関,産業界の研究開発活動全般を総括的に所管することとなった。学術会議は,大学への研究費助成と傘下研究所との共同研究(約270,平均規模20名),国際協力等の活動を行っている。

欧州における国際協力,共同研究には積極的であり,欧州宇宙機関ではフランス,西ドイツに次ぐ出資国(1990年15.6%を出資)となっている。


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