ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
 はしがき

今日,科学技術が経済成長の重要な牽引力であることは,衆目の一致するところとなっております。我が国は,このような科学技術を積極的に活用し,優れた製品を大量に提供できる力を蓄え,現在では経済大国としての繁栄を享受しております。一方,私達の生活も科学技術の多大な恩恵を受けて向上してまいりましたが,近年,経済社会の成熟化などを背景として物質的な豊かさに加えてゆとりと充実を併せ持つ生活への期待が高まっております。このため,急速に進む高齢化社会への移行や地球的規模の環境問題の顕在化などのさまざまな課題に対処しつつ,より豊かな生活を実現していくことが求められています。このような観点から,本年の白書においては,豊かな生活の創造に向けての科学技術の貢献や,それらの科学技術が実用化に至った技術的要因などについて分析いたしました。この白書が科学技術のみならず21世紀に向けた経済社会のあり方を考える上で様々な検討の基礎資料として各界の皆様のお役に立つことを希望いたしますとともに,政府におきましても,白書で指摘されている事項を始めとして,科学技術の振興に一層努力して参りたいと考えております。皆様の一層の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

平成2年10月   大島   友治   国務大臣 科学技術庁長官


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ