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第3部   政府の施策
第5章  科学技術振興基盤の強化
10.  科学技術関係審議会などの活動状況
(3)  宇宙開発委員会


宇宙開発委員会は,国の宇宙開発を総合的かつ計画的に推進するため,宇宙開発委員会設置法に基づき,昭和43年5月に設置されたものであり,昭和62年度の主な活動状況は次のとおりである。

(1) 宇宙開発政策大綱の見直し

宇宙開発委員会では,近年における我が国宇宙開発をめぐる内外の諸情勢の変化に的確に対応するため,昭和62年12月長期政策部会を設け,我が国宇宙開発の長期的指針である「宇宙開発政策大綱」の見直しを進めた。

(2) 宇宙開発計画

宇宙開発委員会は,昭和59年2月に改訂された「宇宙開発政策大綱」の趣旨に従い,毎年度,研究開発の進捗状況,社会的必要性,財政の状況等を踏まえて,宇宙開発計画を見直すこととしているが,昭和63年3月に決定した「宇宙開発計画」における新規プロジェクトの主要点は次のとおりである。

1)第15号科学衛星(ASTRO-D)について,M-3SIIロケットにより,昭和67年度に打ち上げることを目標に開発を行うこと。
2)海洋観測衛星1号-b(MOS-1b)について,H-Iロケットにより,昭和64年度に打ち上げることを目標に開発を行うこと。
3)静止気象衛星5号(GMS-5)について,H-IIロケットにより,昭和68年度に打ち上げることを目標に開発を行うこと。
4)地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)について,所要の開発研究を行うこと。

(3) 部会報告等

1)長期的視点に立った我が国の宇宙開発の進め方について調査審議を行い,昭和62年5月,報告書をとりまとめた。
2)H-Iロケット (3段式)試験機の打上げに係る安全対策について調査審議を行い,昭和62年6月,報告書をとりまとめた。
3)宇宙ステーション計画に対する今後の我が国の対応について調査審議を行い,昭和62年7月,報告書をとりまとめた。
4)H-Iロケット (3段式)1号機及び通信衛星3号-a (CS-3a)の打上げに係る安全対策について調査審議を行い,昭和62年10月,報告書をとりまとめた。
5)第11号科学衛星(ASTRO-C)及び海洋観測衛星1号(MOSー1)の打上げ結果の評価について調査審議を行い,昭和62年10月,報告書をとりまとめた。
6)H-Iロケット (3段式)試験機及び技術試験衛星V型(ETSーV)の打上げ結果の評価について調査審議を行い,昭和63年2月,報告書をとりまとめた。
7)今後の我が国宇宙開発の基本的方向,長期的な推進方策等を明らかにするため,「宇宙開発政策大綱」の見直しのための調査審議を行った。

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