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第3部   政府の施策
第1章  我が国の科学技術政策
(6)  長寿社会対応科学技術推進の基本方策に関する意見,脳・神経系科学技術推進の基本方策に関する意見及び免疫系科学技術推進の基本方策に関する意見


科学技術会議第11号答申において,その推進の必要性が指摘されている長寿社会対応,脳・神経系,免疫系科学技術等の人間系科学技術については,その総合的な推進方策の基本を定めることを目的として,科学技術会議ではライフサイエンス部会人間系科学技術分科会の下に検討小委員会を設けて検討を行い,昭和61年5月に「長寿社会対応科学技術推進の基本方策に関する意見」を,また,昭和62年8月には「脳・神経系科学技術推進の基本方策に関する意見」及び「免疫系科学技術推進の基本方策に関する意見」をそれぞれ内閣総理大臣あて意見具申した。

これらの意見では,今後の科学技術の展開に当たって,人間そのものをより深く理解すること等の科学技術の推進が望まれていることに鑑み,重要研究開発目標を体系的に整理し,かつ,それらの研究活動の推進方策を提言した。

今後10年間程度を展望した重要研究開発目標として,長寿社会対応科学技術においては,1)高齢者の健康を確保する研究及び2)高齢者の生活と活動を支える総合的研究の2領域に関して研究開発目標を設定した。

また,脳・神経系科学技術においては,1)脳・神経機能の解明2)脳・神経系疾患の病因解明及び予防,診断,治療法の開発3)脳・神経系の機能原理の工学的実現4)共通基盤・支援技術の開発の4つを設定した。

さらに,免疫系科学技術においては,1)免疫機構の解明2)免疫系が関与する疾患の病因解明及び予防,診断,治療法の開発3)医療以外の分野への応用4)共通基盤・支援技術開発の4つを設定した。

一方,研究開発の推進方策については,基礎的研究の推進等研究推進体制の強化,実験動物の供給等研究支援体制の強化,研究費の充実,若手研究者等の人材の育成・確保,国際協力の推進を図ることが重要であることをそれぞれ指摘した。


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