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第2部   科学技術活動の動向
第4章  国際交流の動向
1.  主要国首脳会議(サミット)に基づく国際協力


昭和61年5月,東京において開催された第12回主要国首脳会議(東京・サミット)では,昭和58年5月に開催された第9回主要国首脳会議(ウイリアムズバーグ・サミット)に基づき開始された18の具体的な協力プロジェクトの見直しについて,「技術,成長および雇用に関する作業部会報告」の最終報告(昭和58年5月ウィリアムズバーグ・サミット,昭和59年6月ロンドン・サミット,昭和60年5月ボン・サミットにてそれぞれ部会において進捗状況を報告)が行われ,各国首脳より感謝の意が示された。

「技術,成長および雇用に関する作業部会報告」で取り上げられた18プロジェクトについては東京・サミットにおいて,協力体制の整備を図ることとされた。我が国としては,これらのプロジェクトのうち,「光合成」,「太陽光発電」及び「先端ロボット」の3プロジェクトのリード国として,協力の推進に当たっており,また,「バイオテクノロジー」,「新材料および標準」,「宇宙からのリモート・センシング」,「高速増殖炉」,「制御熱核融合」,「生物科学」,「水産養殖」等のプロジェクトに積極的に参加している。

また,ボン・サミットでの要請に基づく 「環境測定技術及び慣行の改善及び調和」のための作業に留意し,できるだけ早期に報告が行われるよう要請する旨経済宣言に盛り込まれた。

一方,昭和62年6月,ベネチア(イタリア)において開催された第13回主要国首脳会議(ベネチア・サミット)では,我が国よりヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラムが提唱され,本プログラムの我が国のイニシアティブが歓迎された。

さらに,昭和63年6月,トロント(カナダ)において開催された第14回主要国首脳会議(トロント・サミット)では,前回のサミットで提唱されたヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラムのフィージビリティ・スタディが成功裡に完了したことを報告し,各国が近い将来のプログラム実施に向けた我が国の提案に期待する旨が経済宣言に盛り込まれた。


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