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第3部   政府の施策
第1章  我が国の科学技術政策
2.  分野別研究開発基本計画
2)  長寿社会対応科学技術,脳・神経系科学技術及び免疫系科学技術の推進方策


上記の分野別研究開発計画のほかに,科学技術会議第11号答申において推進の必要性が指摘されている長寿社会対応,脳・神経系,免疫系科学技術等の人間系科学技術について,その総合的な推進方策の基本を定めることを目的として,ライフサイエンス部会人間系科学技術分科会の下に検討小委員会を設けて検討を行い,昭和61年5月には「長寿社会対応科学技術推進の基本方策に関する意見」を,内閣総理大臣あて意見具申した。

同意見では,急速に到来しつつある長寿社会を真に活力のあるものとすること,今後の科学技術の展開に当たって,人間そのものをより深く理解すること等の科学技術の推進が望まれていることに鑑み,重要研究開発目標を体系的に整理し,かつ,それらの研究活動の推進方策を提言した。

長寿社会対応科学技術における重要研究開発目標については,今後10年程度を展望して,i高齢者の健康を確保する研究及び,2高齢者の生活と活動を支える総合的研究の2領域に関して研究開発目標を設定した。

さらに,研究開発の推進方策については,基礎的研究の推進等研究推進体制の強化,実験動物の供給等研究支援体制の強化,研究費の充実,若手研究者等の人材の育成・確保,国際協力の推進を図ることが重要であることを指摘した。


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