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第1部   我が国科学技術の国際化に向けて
第1章  国際社会の中で新しい地歩を占めつつある我が国の科学技術
(2)  研究成果面を中心にみた我が国の科学技術の動向
  〈個別分野毎の研究開発能力の比較〉


民間動向調査の結果から,研究分野別の日米欧の研究開発能力評価をみると,対米比較では,一般的に「生産・加工」分野は日本が優位,「物質・材料」,「エレクトロニクス」,「ライフサイエンス」分野については,米国の方が優位と一般に考えられていることがわかる。但し,「エレクトロニクス」のうち光エレクトロニクスについては日本が優れ,「生産・加工」のコンピュータソフトウェアについては米国が優位と考えられている。また,対欧比較では,一般的に「生産・加工」,「エレクトロニクス」分野で日本が優位,「ライフサイエンス」分野で,欧州が優位と考えられているが,米国との比較でみた場合ほど際だった差はみられな ( 第1-1-19図 )。

第1-1-18表 ノーベル賞等の国際賞の各国別受賞者数 Distribution by country in the number of Nobel Prize and Fields Prize Winners

日米欧を通して,各分野の優位性をみると,「物質・材料」については,米国が優位で,日,欧はほぼ同等,「エレクトロニクス」については,米,日,欧の順(ただし光エレクトロニクスでは日本が優位),「ライフサイエンス」については,米,欧,日の順,「生産・加工」については日,米,欧の順(ただしコンピュータソフトウェアでは米国が優位)というように一般的には考えられていることがわかる。

第1-1-19図 分野別開発能力の日米比較 Japan-U.S.and Japan-Europe comparisons of relative R&D capabi1ity,by field

このような傾向は,昭和58年度に行った我が国の科学技術水準及び研究開発ポテンシャルに関する欧米との比較の結果(昭和60年版科学技術白書)からもうかがうことができ,ここ数年に関しては,概ね,米,日,欧の順位が定着しているものと思われる。


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