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第1部   我が国科学技術の国際化に向けて
  序章 我が国の科学技術の概観
  [最近の我が国科学技術の動向]
  〈その他最近の科学技術を巡る動き〉


最近の科学技術の進展に伴い,科学技術政策担当部局においても,時代に即した行政組織面での対応が求められており,かかる観点から,行革審答申を受け,昭和61年度に科学技術庁の組織改革が行われ,現在はこの新しい組織体制の下に,施策の推進が図られている。

科学技術振興基盤の整備に関して特筆すべきものとしては,21世紀へ向けての創造的な文化・学術・研究の拠点づくりをめざして,京阪奈丘陵に関西文化学術研究都市の建設が進められており,同都市の建設に関する計画策定及びその実施の促進を目的として,昭和62年に「関西文化学術研究都市建設促進法」が制定された。

一方,先進国の中でも,経済的にも政治的にも相当の地位を占めるに至った我が国では,世界の科学技術の進展を促すとともに功績の大きい研究者を顕彰するため,国際科学技術財団の「日本国際賞(ジャパン・プライズ)」や稲盛財団の「京都賞」,国際生物学賞委員会の「国際生物学賞」等,国際的な賞を創設する動きが最近になって出てきている。

また,最近の科学技術の動きの中で特筆すべきものに,米国MITの利根川教授の昭和62年度ノーベル医学・生理学賞の単独受賞がある。受賞の対象となった業績はスイスの研究所時代の成果であり,国際的な日本人研究者の活躍が認められたこととして大いに評価されよう。

この他,超電(伝)導研究開発の急展開も,最近の科学技術上のトピックスとして,注目される。昭和61年1月の新超電導体の発見を契機とし,同年末から最近に至るまで,世界中で急速な研究の展開が図られ,我が国でも産,学,官単独あるいは協力体制の下に,国際的にもトップレベルの研究開発が活発に行われている。


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