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第1部   我が国科学技術の国際化に向けて
  序章 我が国の科学技術の概観
  [最近の我が国科学技術の動向]
  〈我が国の研究開発活動の特徴〉


我が国科学技術の最近の動向を展望するに先立ち,諸外国と比較して我が国の研究開発活動の特徴を分析すると,国により統計のとり方に差異があり単純比較は難しいが,概ね以下の諸点を指摘することができる。

第1の特徴は,科学技術の振興が民生用技術中心となっている点である。

第2の特徴は,我が国では,研究開発活動における民間のウエイトが高いという点である。1985年度で見てみると,我が国では民間の負担割合が80.5%になっている。

第3の特徴は,我が国では研究資金のクロス・フロー(別の組織からの資金の流れ)が小さく,研究費の負担構造と使用構造の間の乖離が小さい点である。

第4の特徴は,産業技術に関しては極めて高い水準にあるものの,基礎的研究に関しては相対的に弱いといわれている点である。

以下この項では,科学技術政策や企業戦略等を含みつつ,最近の我が国科学技術の動向を展望する。


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