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第3部   政府の施策
第4章  科学技術振興基盤の強化
9  科学技術の普及啓発活動
(3)  技術普及


我が国の科学技術人材の育成,その効率的な活用,科学技術の中小企業への普及等を目的として昭和32年技術士制度が設けられた。同制度は,科学技術に関する高等の専門的応用能力を有する者を厳しい試験により選抜し,更に厳格な義務を課することにより,企業などが技術士に安心して技術上の指導を求められるようにするものである。

技術士は,科学技術についての計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれらに関する指導の業務を通じて,我が国の科学技術の普及及び水準向上に貢献している。最近では,建設関係の設計監理,総合技術を要する公害,安全対策,システム技術の開発,海外に対する技術進出などにおいて活用されており,国内外における技術移転の担い手としての今後の活躍が期待されているところである。また,昭和61年3月31日現在,技術士の登録を受けている者は19,044名にのぼっている。

同制度の基本となる技術士法は,昭和58年4月第98回国会において,優秀な若手人材の参入を図るための技術士補制度の新設及び試験の実施及び登録の実施に関する事務の民間への委譲を主な目的として全面的に改正された。

これを受けて昭和59年2月には,科学技術庁長官により(社)日本技術士会が指定試験機関及び指定登録機関に指定されるとともに,昭和59年度から技術士第一次試験(技術士補試験)が実施されており,昭和61年3月31日現在,技術士補の登録を受けている者は1,100名となっている。


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