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第2部   科学技術活動の動向
第2章  科学技術情報活動の動向

科学技術に関連する研究,開発,調査又は実務の過程で得られた知識や経験の多くは,文字,図形,画像,音声等の形で,情報として外部に伝えられる。これらの科学技術情報は,多額の資金と貴重な人材が投入された科学技術活動の成果であり,新たな研究開発等の遂行に活用されるべきものである。

科学技術の発展に伴い,この種の情報の生産量は10〜15年で倍増する割合で伸び続けており,公表された文献情報(科学技術雑誌の記事,特許,技術報告書,学位論文,会議資料等)に限っても,年間約450万件を超えると推定されている。このような「情報洪水」のため,かえって必要な情報の迅速な探索が困難になっている。このため,過去に行われた研究を知らずに重複した研究を行ったり,適切な情報が得られなかったために正しい処置がとれなかったなどによる有形無形の損失は計り知れないものがある。

このような事情のため,情報を収集・整理して,検索しやすい形に加工した上,個々の利用者の要求に応じて適切な形で提供するという情報活動の重要性がますます高まっている。特に近年コンピュータやデータ通信の技術の飛躍的発展に伴い,官民の機関によるデータベースの作成とその提供サービスが著しい伸長を示しているのが世界的な特徴である。

以下,科学技術情報活動とその推進政策に関する最近の内外の動向について述べる。


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