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第2部    科学技術活動の動向
第1章  研究活動の動向
4.  産業部門における研究開発活動
(4)  研究費の対売上高比率


研究費の売上高に対する比率を日本,米国及び西ドイツについて見ると,我が国はほぼ全業種にわたって米国,西ドイツより低くなっており,欧米諸国では衰退しつつある産業である鉄鋼業のみで,米国,西ドイツを上回るに過ぎない( 第2-1-19表 )。

しかしながら,我が国の民間企業に対するアンケート調査の結果によると,我が国の民間企業の技術水準は第2-1-19表の7業種のうち航空機工業を除く6業種において,欧米の企業と同等かあるいはまさると評価している( 第1-4-3表参照 )。我が国は研究費の対売上高比率が相対的に低いのにもかかわらず,高い技術水準を達成し得ており,我が国の産業が欧米主要国の産業に比べ,より効率的に技術開発を行ってきたと言えよう。

第2-1-19表は,我が国の産業はいずれの業種においても,近年,研究費の対売上高比率を伸ばしつつあることを示している。我が国の産業に研究開発投資の増大を支える力がついてきたことと同時に,我が国の産業の技術水準が欧米主要国の産業に追いつき,自主技術の開発にせまられていることがうかがわれる。


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