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第1部   21世紀の新たな技術の創出を目指して
第3章  科学技術統計から見た基礎的研究
1.  全般的特徴
(4)  人材養成


基礎的研究において重要なことは,第1章で見たように創造性である。新しい発想と新しい研究アプローチが重要である。新しい発想のためには,自然に関する幅広い基礎的認識と自己の専門分野以外からの思いがけない啓発が大事であると考えられる。

このような,基礎的研究に必要な人材を養成する中心的機関は,大学である。

欧米諸国に比べて我が国の大学への進学率は高いが,学部学生数に対する大学院学生数の比率は逆に低く,大学院学生数も米国のみならずフランスよりも少ない( 第1-3-5表 )。しかし,近年,企業側は大学院学生,特に,修士卒業の学生の採用の比重を増加させる傾向にあり,欧米諸国における大学院学生比率が低下する中で,我が国の大学院学生比率は徐々に増加しつつある。一方,理工系における学士及び学位の取得者数を見ると,我が国は,工学が多く,数学・物理・化学・生物などの基礎知識探求を目的とする側面の強い理学の多い欧米諸国とはきわだった差を示している( 第1-3-6図(1),(2) )。


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