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第1部   21世紀の新たな技術の創出を目指して
第1章  新しい技術の創出をもたらす基礎的研究
(4)  基盤技術と基礎的研究との関係の密接化


新材料,情報・電子技術,ライフサイエンスなどの先端技術の分野における基礎的研究では観察,計測用の機器や極限にせまる精緻な加工技術が研究手段として重要となってきている。これら技術は,技術の特徴としての経験的知識によって開発される面を包含しているが,それ自体が先端技術であり,特に基礎的研究によって技術の展開が実現する要素が強い。一方,これら高度な技術は,研究開発を支える基盤技術としてこれからの基礎的研究の進展にとって大きな役割を持つことが多くなると考えられる。素粒子の探究や核融合の研究では,高性能な粒子加速器や,核融合実験装置が手に入れられるか否かで研究の進展に大きな差がでてきてしまう。これらの装置は超高真空技術,極低温技術,超高磁力技術など極限にせまる技術の集大成とも言える。

このように,基盤技術の発展は基礎的研究の発展と相互に密接に関係し合って,それぞれの発展に資することとなる。


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