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第1部   創造性豊かな科学技術を求めて
第2章  自主技術開発への展開
第4節  国際協力の展開


各国は,停滞する世界経済の活性化,環境問題等,地球的課題を解決する重要な手段の一つとして,科学技術に対する期待を高めている。これに伴って,科学技術分野における国際協力の必要性に対する各国の認識は一層高まってきている。科学技術分野における国際協力は,各国が自らの能力を提供し合うことにより,相互の研究開発の促進を図るのみならず,各国の自主技術開発能力のかん養にも役立つものであるという側面をもつ。

現在行われている科学技術分野の国際協力は,1)二国間,多国間,又は国際機関を通じるものか,2)主体が,政府又は民間であるか,3)形態が情報の交換,人材の交流,又は共同研究開発であるか,等種々の型式・形態に分類できる。さらに,こうした各国の協力活動は,費用,人材,ノウハウ等を相互に補完し,資源,エネルギー,食糧,環境,人口等地球的規模の課題の解決を目指すものから,単に相手国との友好関係を重視するものまで,様々な目的意識の下に行われていると言えよう。

ここでは,世界の科学技術水準の向上への貢献及び自主技術開発能力のかん養という観点から,高度な国際協力の形態である共同研究開発を中心に,諸外国及び日本で実施されている科学技術分野の国際協力の実例を見ることによって,その動向を把握する。


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