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第1部   世界の中で
第4章  我が国科学技術の今後の課題
6.  人材の育成,確保


閣僚連絡会議は人材の育成,確保について次代を担うすぐれた研究者,技術者を育成し,研究要員の充実,確保を図るとともに,世界各国との優秀な研究者の交流を促進するような環境の整備に配慮する必要がある。

と指摘している。

従来の我が国の科学技術の発展を支えてきたものは,高い教育水準と優秀な科学技術者の確保とその旺盛な意欲にあったといっても過言ではない。今後我が国が科学技術立国として発展していくためには,研究者の量的確保とあわせて,特に創造的な研究開発を担う優秀な研究者の養成が重要な鍵を握っている。

我が国の研究者数は,昭和55年4月現在,約30万人で国民1万人当たりの研究者は26人となっており,ソ連の51人(1978年),米国の28人(1978年)に次いでいる。また,我が国の高等教育機関における理工系卒業者についても年々増加しており,昭和54年度に約15万人を数えている。

一方,ライフサイエンス,極限材料技術等の新しい分野における研究開発の推進のため,創造性及び総合性に富む人材の養成が今後益々重要となってきている。

また人材の育成とともに,その能力を十分に発揮させるための環境の整備が重要であるが,前述の革新技術シーズの探索研究は,流動研究システムをとり,個人の独創性を生かすため,縦割り社会の壁を越えて多方面の優れた人材を研究グループとして流動的に組織することとしている。


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