ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部   世界の中で
第2章  主要先進国の科学技術振興施策
第4節  イギリス
5.  重要研究開発分野


イギリスのACARDは,今後10年間に重要である分野として,マイクロエレクトロニクス,情報技術,エネルギー技術,材料技術,生物工学の五っの分野を挙げている。


1) マイクロエレクトロニクス

マイクロエレクトロニクスによる新雇用の創出等の社会生活等に及ぼす影響がはかりしれないほど大きいこと,特にロボットの導入の経済性の高さを認識して前述の国営企業を初めとして,その実現のために力を入れている。


2) 情報技術

関連コミュニケーション・リンクやマイクロプロセッサ・プログラミングのような情報技術の分野に市場機会があることから,コンサルティングなどのサービス産業の既存の技術とこのような専門知識を結びつけた産業の育成が必要であるとされている。


3) エネルギー技術

世界のエネルギー需要の増加は,石油以外の燃料でまかなう必要があり,新エネルギーの開発と在来燃料の石炭の採掘のための新・省エネルギー技術の開発が必要とされている。

イギリスでは石炭の生産,利用においては伝統的な技術力をもっており,大きな力を発揮できる立場にある。また,原子力における経験もかなり豊富である。


4) 材料技術

高度技術製品の設計と性能に不可欠な希元素にかかる供給体制がますます重要になっていくとされている。


5) 生物工学

次世紀の科学技術の大きなかなめとなる技術であるとし,この技術をイギリス産業に大幅に導入する必要性を強調している。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ