ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部   世界の中で
第2章  主要先進国の科学技術振興施策
第3節  フランス
6.  特定目的研究


フランスにおいて重要研究分野としてとりあげられ,かつ,日本と比較して進んでいると思われるエネルギー,宇宙,海洋についてみることとする。


1) エネルギー

フランスは,我が国と同様にエネルギーの輸入依存度が極めて高く7割強となっており,国内資源にも恵まれないため,エネルギーの対外依存度を縮小させるため,各種の研究開発に努力を払っている。

特に原子力開発には力を注いでおり,高速増殖炉については,実証炉の建設に着手するなど,世界の最先端をいっている。また,太陽エネルギーにも積極的に取り組んでおり,1978年から太陽エネルギー庁を設置し,研究,開発を推進している。


2) 宇宙

ソ連,米国に次いで世界で3番目に衛星軌道への打ち上げに成功した伝統をもつフランスは,宇宙開発を積極的に推進してきたが,特に,宇宙通信に関して欧州の自立性を確保し,この分野での工業能力の発展を目標としている。


3) 海洋

フランスは本土内の資源に恵まれないが,海洋については海外領土分も含めると200海里経済水域では世界でも有数の面積を有しており,海底石油等の資源の開発,水産養殖など海洋資源の開発に力を入れており,これらの海洋開発技術の研究を推進している。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ