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第1部   世界の中で
第2章  主要先進国の科学技術振興施策
第3節  フランス
3.  研究10ヵ年計画


第8次経済社会発展5ヵ年計画と関連して,科学技術部門に関する長期計画として研究10ヵ年計画(1981〜90年)が策定されている。経済社会発展計画においては,科学技術は,各部門の産業政策,教育政策等との関連で経済社会全体の立場から重要と思われる事項について,概略的に計画されるのに対して,研究10カ年計画においては,研究投資の合理的,統合的な運営を目的として,大型研究施設の投資を必要とする大プロジェクト等についての設備投資に関する具体的な財政援助,研究の協力体制等を計画している。

大型研究施設の計画的整備を図ることを必要とする部門として次の6部門を掲げている。

第1部門・・・・・・地球,海洋,宇宙全部門中最も多額の経費を必要とする部門であり,中心は国際協力による宇宙部門である。
第2部門・・・・・・基礎科学(物理,化学,生物学)原子物理学の加速装置,原子炉等が中心である。
第3部門・・・・・・原子核物理学と素粒子物理学第1部門に次いで多額の経費を要する部門である。
第4部門・・・・・・生物科学6部門中,最も経費が少なくてすむ部門であり,農業・畜産等の研究を内容とする。
第5部門・・・・・・未来のエネルギー太陽エネルギー,核融合を中心としており,期間中の投資計画額の伸び率は最も高い。
第6部門・・・・・・計算センター

さらに学問領域間,研究組織間の壁を超えて,研究の協力体制を強化することが必要な分野として,次の8分野を掲げており,今後優先的な研究投資が行われることとなっている。

○栄養,食品            
○医薬               
○生物工学             
○マイクロエレクトロニクス     
○気象
○液体燃料の生産
○機械・機材
○技術と労働

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