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第1部   世界の中で
第2章  主要先進国の科学技術振興施策
第2節  西ドイツ
5.  科学技術協力


西ドイツの科学技術協力は,個別プロジェクト毎に協力することにより,資金,人材等を有効利用して所要の成果をあげることを目的に欧米等先進国を対象に行うものと,技術移転を行うことにより将来の先行投資的役割をになうことを目的に開発途上国を対象に行うものとに分かれる。後者にあっては,西ドイツは,開発途上国の社会・経済及び社会生態学的条件に特別な注意を払っているが,開発途上国に共通な協力分野として具体的には以下のものを挙げている。

(1)途上国の人々のニーズを満たす分野(栄養,健康,教育,雇用,通信,運輸)
(2)途上国の天然資源の開発(水,植物・天然鉱物資源,エネルギー)
(3)途上国の科学(工業)技術上のインフラストラクチャーの強化(訓練センター,貿易振興会,国立及び地方技術センター,大学等の研究所,計量標準センター,生産センター等の設立並びに研究開発と企業及び教育システムの相互関係の強化)

なお,これらの国家ベースの協力と共に,民間ベースの協力も開発途上国に大きな効果を与えるものであるが,民間に対しては,連邦政府は,税の免除等の間接的な手段により協力をバックアップしている。

第1-2-1表 西ドイツの開発援助等実績


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