ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部   世界の中で
第2章  主要先進国の科学技術振興施策
第2節  西ドイツ


西ドイツは戦後市場メカニズムによる経済運営に転換し,政府の介入は必要最小限にとどめるという基本方針を貫いており,研究開発面においても民間中心の考え方が強い。しかし,技術の急速な進歩に伴って,政府が研究開発に関与する必要性が高まり,政府によるさまざまな助成措置がとられてきた。1978年の政府(連邦,州を含めて)の研究費は142億マルク(1兆4,900億円)に達しており,アメリカ,ソ連に次いでいる。連邦政府の科学技術行政については主に研究技術省が担当している。1979年に連邦政府は,研究開発の基本的目標として,1)科学的知識水準の拡充,2)産業の生産性及び競争力の向上,3)資源保護及び自然環境条件の維持,4)生活及び労働条件の改善,5)技術の有利性とリスクに関する認識の改善の5点を掲げており,この5目標を達成するために 第1-2-3図 のような13項目の分野を設定している。

第1-2-3図 連邦政府の研究開発予算の分野別内訳


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ