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第1部   世界の中で
第1章  世界の中での我が国の科学技術
第1節  世界の1割を占める我が国の科学技術
3.  技術集約製品の輸出額


化学製品,機械製品等の技術集約製品の輸出競争力は,当該技術の質的なレベルが強く反映することから,科学技術が進んでおり,それを有効に生産に結びつけうる国ほど競争力が強く,技術集約製品の輸出額が多くなると考えられる。

第1-1-4図 に示すように,全世界の技術集約製品の輸出額の6割以上を主要先進6ヵ国で占めており,これは同6ヵ国の全商品輸出額が全世界に占める割合を上回っており,特に西ドイツ,米国及び我が国は輸出中に占める技術集約製品の割合が大きい。我が国の全商品輸出額は全世界の1割に達しないが,技術集約製品に限ってみれば全世界の1割を超えている。

第1-1-4図 技術集約製品及び全商品の輸出額(1977年)

以上のように,我が国は科学技術への投入及び科学技術の成果といった面でほぼ全世界の1割を超えるようになっており,科学技術面でも世界の1割国家になったと考えられる。

しかし科学技術への投入やその成果が極端に先進国へ集中していることを考慮するならば,我が国の科学技術の国際的な地位をより明確にし,我が国科学技術の国際的に見た特徴を知るためには,これら先進国の中における我が国の地位及びこれら先進国と比較した我が国の特徴を明らかにすることが重要である。

第2節では,こうした観点から科学技術の国際比較を試みてみることにする。


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