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第1部   時代を拓く科学技術
第2章  1980年代科学技術発展の展望
第1節  80年代科学技術の概観
  民間企業の研究活動に関する調査


科学技術庁が1979年(昭和54年)に実施した「民間企業の研究活動に関する調査」によって,民間企業のみた80年代に開発されると思われる主な技術・製品をあげると 第1-2-1表 のようになる。

80年代に開発されると思われている主な技術のうち半数近くはエネルギーに関連する技術であり,次いでライフサイエンス,エレクトロニクスが続いている。これらに続くものとしては海洋,大深度地中等の未利用空間の利用技術,新材料などである。

エネルギー関連では,「深海における石油掘削,生産技術」,「重質油の利用技術」,「石炭の液化技術」などのほか,食品製造工程,建築の省エネルギー,自動車の低燃費技術と多業種で期待されている。ライフサイエンスは食品工業,総合化学繊維工業,医薬品工業で注目されている。エレクトロニクス関連では,第1-2-1表では「音声合成・音声認識を利用した機器」,「光電子技術」,「PCM技術(パルス符号変調技術)」,「自動車部品の電子化」のみであるが,例えばCCD(電荷結合素子)テレビカメラは通信・電子・電気計測器工業以外に電気機械器具工業,精密機械工業,運輸・通信・公益業でも開発が期待されており,多くの業種でエレクトロニクス関連の技術が進むと考えられている。


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