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第1部   時代を拓く科学技術
第2章  1980年代科学技術発展の展望
第1節  80年代科学技術の概観
80年代の通産政策ビジョン


産業構造審議会は1980年(昭和55年)通商産業大臣に「80年代の通商産業政策のあり方に関する答申」を行った。「資源小国」の制約の克服という重要課題に対して,頭脳資源を活用して創造的な自主技術開発を進め,バーゲニングパワーを高めていくとともに,イノベータとしての役割をもって世界に貢献していくためには,技術立国こそ我が国の目指すものであるとし,技術に対する経済社会の諸要請を踏まえた上で,80年代の技術開発課題として,次の4項目を挙げている。


1) エネルギー制約の打開

石油代替エネルギー技術開発,省エネルギー技術開発,石油開発技術の一層の向上


2) 生活の質的向上及び地域社会の充実

多様化し,質的向上を求める国民ニーズを充足するため,新機能・高性能・複合機能を有し,安全性・耐久性を高めた製品の開発,住宅,都市,交通,医療,福祉,教育などに関連した社会ニーズへの対応,環境保全,安全防災などの技術開発,ローカルエネルギー・システム,資源リサイクルシステムなどのコミュニティ・テクノロジー開発


3) 産業の創造的知識集約化の推進

マイクロ・コンピューターの機器プロセスへの組み込みにみられるソフト化技術,システム化技術,また,新材料,レーザー利用,超LSI及びセンサ


4) 次世代技術革新への挑戦

ライフサイエンス,太陽エネルギー・核融合などの新エネルギー,ジョセフソン素子等の新原理に基づく情報処理,宇宙開発,海洋開発など

第1-2-1表 民間企業のみた80年代に開発されると 思われる主な技術・製品


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