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第3部  政府の施策
第4章  科学技術振興基盤の強化
7  科学技術の普及啓発活動
(3)  技術普及


技術士制度は,我が国の科学技術人材の育成,その効率的な活用,科学技術の中小企業などへの普及などを目的として制定され,科学技術に関する高等の専門的応用能力を有する者を厳しい試験により選抜し,更に厳格な義務を課す登録により,企業などが安心して技術上の指導を求められるような基本条件を整えるものである。技術士は,科学技術についての計画,研究,設計,分析,試験,評価あるいはこれらに関する指導の義務を通じて,我が国の科学技術の普及及び水準向上に貢献している。とりわけ,最近では,建設関係の設計監理,総合技術を要する公害,安全対策,システム技術の開発,海外に対する技術進出などにおいて活用されており,また技術移転担体としての今後の活躍が期待されているところである。本制度創設以来,昭和54年1月31日までに12,785名の技術士の登録がなされ中小企業などの実態に即した技術指導が行われている。

また,国産技術の開発を発明考案の面でとらえ,発明実施化試験費補助金を交付することにより,優秀な発明考案の実施化を図るとともに,最近の特許発明の中から着想が良く将来性のある優れた発明を選定し,公表することにより新技術の実施化を図っている。

これらのほか技術者の確保とその資質の向上を図るため各都道府県及び中小企業振興事業団においては,それぞれ研修テーマを定めて技術研修を行っている。


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