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第2部    科学技術活動の動向
第2章  科学技術情報活動の動向
1  我が国における科学技術情報活動の動向
(2)  科学技術情報の集積・提供活動の動向



(1) 科学技術文献情報

科学技術文献情報は,日本科学技術情報センター(JICST)等の特殊法人,日本特許情報センター(JAPATIC),国際医学情報センター,日本医薬情報センター,化学情報協会,鉄鋼技術情報センター等の公益法人及び国又は特殊法人の試験研究機関において収集・加工・提供活動を実施している。

これまで,情報の提供については,電子計算機のバッチ処理や冊子体によるものが主流であったが,最近の動向としてオンラインによる情報検索システムの実用化が著しく進展している。現在,オンライン情報検索システムとしては,  JICST及びJAPATICで実用サービスを実施しているほか,東京大学,広島大学,筑波大学等では,大学関係研究者に向けてのシステムの開発が進められ,オンライン検索サービスも実施されている。

オンライン科学技術情報検索システム(JOIS)により検索できる情報は,理工学情報(JICST理工学ファイル),医学情報(米国国立医学図書館のMEDLARS医学文献ファイル),化学情報(米国ケミカルアブストラクツサービス(CAS)のCAC化学文献ファイル),国内研究機関の進行中課題情報(クリアリングファイル)であり,JAPATICのシステムでは,国内の特許及び実用新案の情報が検索できる。


(2) 数値データ情報

数値データ情報の生産・集積・提供活動は,大学,試験研究機関等において小規模に行われているのが現状であり,その活動は現状では限度がある。このため,大学,学協会,試験研究機関及び調査観測機関を中心とする組織的な活動に発展させていくことが強く望まれている。科学技術庁では,当面,物性データの各分野における活動の基盤を確立するために,昭和47年度以降「高圧力データ」,「核磁気共鳴(NMR)データ」,「結晶データ(ラマンスペクトルデータ)」,「化学反応データ」及び「磁気特性データ」の代表的な物性5テーマについて学協会に委託して数値データの収集,整理,分析,評価などに関する調査研究を行っている。また,50年度から,膨大な量の物性データを蓄積し,利用者の求めに応じて迅速,的確に提供する物性データバンクの整理に関する調査を実施している。

科学技術各分野の主な活動状況は 第2-2-1表 のとおりである。

第2-2-1表 科学技術各分野の活動




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