ここからサイトの主なメニューです

柴山昌彦文部科学大臣記者会見録(令和元年8月22日)

令和元年8月22日(木曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、文化、その他

キーワード

幹部人事、「大学入試英語成績提供システム」に関する高校関係団体からの不安解消を求める要望への対応、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展 その後」の再開を求める動きがあるとの報道の件、来年度のインターハイが分散開催となることによる開催経費への懸念の件

柴山昌彦文部科学大臣記者会見映像版

令和元年8月22日(木曜日)に行われた、柴山昌彦文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

令和元年8月22日柴山昌彦文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

柴山昌彦文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣) 
 本日、私からは1件です。かねてより公募しておりました科学技術・学術政策局担当の官房審議官について、現在、東京工業大学副学長を務める梶原 将氏を9月1日付けで登用することといたしました。今回の人事は、文部科学省創生実行計画の組織改革の趣旨に適うものでありまして、梶原氏には、これから本格化する第6期科学技術基本計画の検討などにおいて、豊富な教育研究現場における経験を活かしていただけると期待しております。私からは以上です。

記者)
 冒頭、御発言ありました審議官ですね、梶原さんですけれども、経歴を拝見しますと民間での勤務もあり、それから大学、そして内閣府にも一時期いらしたということで、幅広い経験をお持ちということで、文部科学省としてそういった幅広い経験をお持ちの方にどのようなことを期待するかということを改めてお願いいたします。

大臣)
 イノベーションの種を研究現場からどんどん生み出して、これをスピーディーかつ効果的に社会に実装していくためには、今おっしゃった、あらゆるセクターの有機的な連携が不可欠であると考えております。梶原さん、今、御紹介をいただいたとおり、民間、大学、海外などの研究経験もございますし、研究現場をよく御存知であるということ、それから大学の副学長などのマネジメント経験も有しておられる。また、役所でのお仕事の経験もおありになるということで、まさしく科学技術・学術政策局担当の官房審議官として、そういったニーズに応えていただけるというように思っております。また、現場における御経験を踏まえて、喫緊の課題である研究力向上に必要な研究人材の改革、研究資金の改革、研究環境の改革を先導していただけると、大いに期待しております。

記者)
 今の人事の関係で1点質問なんですけども。今回の件では、公募という点が新しいのかなと思うんですけれども、大臣御自身も公募で政界に進出されたという経緯もあると思うんですが、その意義と期待というのをお願いします。

大臣)
 やはり、公募というプロセスにおいて登用された方に期待されることはですね、まさしく科学技術を巡る状況が非常に驚異的なスピードで展開されている中でですね、令和3年度から8年度ですか、第6期科学技術基本計画の策定などにおいてですね、まさしくブレイクスルーを生み出すことのできる大胆な発想で外部の知見を取り込んで進めていくということが必要だと考えたところであります。また、先ほど紹介をさせていただいたとおり、文部科学省創生実行計画における組織改革においてですね、文部科学省と外部の壁をなくしていこうとする趣旨にも合致するというように考えました。なお、手前みそになりますけれども、教育研究に従事する大学教員の官房審議官への登用は、文部科学省としては初めての試みでございます。以上です。

記者)
 先月ですね、全国高等学校長協会の校長先生方がですね、大学入学共通テストの英語の民間検定試験で高校現場としては、非常に不安があると、その不安解消を求める要望書を提出しているんですけれども、校長先生方の要望としては各検定団体の方法が全く詳細が入ってこない、おかげで混乱していてしまって生徒とか保護者に対して適切な指導というかアドバイスができないというところが一番大きな悩みのようなんですけれども、そういったところで文科省として各検定団体の方にどのようなかたちで支援しているのかということを教えていただけますか。

大臣)
 2020年度からの「大学入試英語成績提供システム」に関しては、まさしく高校関係団体から不安の解消を求める要望書をいただいたことを受けてですね、受験生が安心して勉強に取り組むとともに、高等学校の現場を預かる先生方が適切に指導することができるように、資格・検定試験の日程や会場を含めた実施概要や、各大学の活用見込み等の関連情報を整理をしているところであります。これらの情報はですね、確かにもうそろそろ新学期も開始されるということでございますので、遅くとも今月中に取りまとめをして、文部科学省のホームページ上で提供するなど、様々な機会を捉えて積極的に情報を周知をしていきたいと考えております。

記者)
 今月中にホームページに公表するというのは一覧表のような形で誰が見ても分かるようなかたちで公表されるという理解でよろしいですか。

大臣)
 今、申し上げたとおり、これまで文部科学省における関連情報提供がですね、高等学校関係者に対して、十分な提供がなされていなかったということから、不安の声が出ているということに鑑みまして、まさしく受験生や教職員に向けて関連情報を整理したかたちで分かりやすく提供するなど、丁寧な情報発信に努めていきたいというように考えております。

記者)
 結構、高校の先生の現場を聞いていると、十分な体制が整わないのであればいっそのこと見送ったらどうかというような、ちょっと強めな意見などもあるんですけれども、これについて大臣はどのように受け止められますか。

大臣)
 グローバル化が進展する中で、英語によるコミュニケーション能力の向上が求められており、高等学校学習指導要領においても、4技能を総合的に育成することが求めてられていることから、大学入学者選抜でも4技能を適切に評価することが我が国の英語力の向上のために必要だと考えております。そのため、各大学の入学者選抜における英語4技能評価を支援するために、大学入試センターが資格・検定試験の成績を一元的に集約して、大学に提供する「大学入試英語成績提供システム」をまさに構築をしているところでありまして、その重要性等に鑑みればですね、これをしっかりとスケジュール通りに実施をするということが重要だと考えておりますし、現在、それに向けてセンターとも連携をして全力を尽くしているところでございます。

記者)
 今のところ実施は、支障は特にないということでよろしいですか。

大臣)
 はい。そうです。

記者)
 先日、あいちトリエンナーレの関係で、表現の不自由展で再開を求める要望書が提出されました。一義的には、知事の判断となると思うんですが、こうした動きがあることについて大臣の所感をお願いします。

大臣)
 今、おっしゃったとおり「表現の不自由展 その後」の再開を求める動きがあるということは、報道等で承知をしております。まさしく、ただ、この展覧会の開催についてはですね、主催者である、あいちトリエンナーレ実行委員会、大村知事を会長とするこの実行委員会において判断されるべき事柄だと考えます。

記者)
 インターハイについてなんですが、柴山大臣も総合開会式で祝辞を述べられていましたけれども、来年大会がですね、東京オリンピック・パラリンピックと開催時期が一部重なる関係で、分散開催で財源難に陥っているという実態があるんですけれども、そこに関しては、どういうふうに受け止められている、
もしくは対策等というのはどういうことが考えられるか。

大臣)
 今、おっしゃったとおり、来年、東京五輪との関係でですね、不可避的にインターハイの開催が分散され、そのために経費等の心配がなされているということは承知をしております。私どもといたしましては、そうした懸念にしっかり対応できるような形での支援等とも含めて現在、検討を進めさせていただいております。

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:令和元年08月 --