ここからサイトの主なメニューです

小惑星探査機「はやぶさ2」のタッチダウン成功について[文部科学大臣談話]

令和元年7月11日
科学技術・学術

 小惑星探査機「はやぶさ2」が、本日、小惑星「リュウグウ」への2回目のタッチダウン(着陸)に成功したとの報告を受けました。

 1つの小惑星から複数回となる2回目のタッチダウンに成功したこと、「はやぶさ2」が4月に自ら形成した人工クレーター付近へのタッチダウンに成功したことは、世界初の快挙であり、「はやぶさ2」が高い精度で運用され、成功したことにより、我が国の惑星探査に関する高い技術力を内外に示すことができ、誇らしく思います。

 サイエンス面では、複数個所からのサンプル採取により、サンプル量の増大や地域的特性が確認できる点や、今回採取に挑戦した小惑星の内部サンプルは、宇宙風化の影響を受けにくく、地表に比べて、新鮮な状態にあり、太陽系が生まれた46億年前の痕跡が残るとされ、太陽系の誕生や生命の起源の謎に迫る貴重な価値があると聞いております。
 
 第2回のタッチダウンの検討に当たり、安全性を考慮し実施しない選択もあったと聞いておりますが、これまでの運用実績やデータに基づき、安全性も踏まえた合理的な判断のもと、「挑戦」に踏み切った、関係者の皆様方のチャレンジ精神には、敬意を表したいと思います。

 「はやぶさ2」の活動は、国民にも夢や希望を与えるものであり、今後とも、計画が順調に進み、確実な運用がなされ、「はやぶさ2」が無事に地球に帰還し、貴重なサンプルが地球に持ち帰られることを心より期待しております。


令和元年7月11日
文部科学大臣  柴山 昌彦

お問合せ先

研究開発局宇宙開発利用課

-- 登録:令和元年07月 --