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柴山昌彦文部科学大臣記者会見録(令和元年6月14日)

令和元年6月14日(金曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、文化

キーワード

私立品川女学院及びふじみ野市立東台小学校の視察、ラグビーワールドカップ日本大会、ロボット・AI分野の科学技術の推進の取組み、大阪府教育庁が危険性が高い組み体操を原則禁止する通知を出した件、チケット不正転売禁止法の施行、大学病院における無給医に関する調査の件

柴山昌彦文部科学大臣記者会見映像版

令和元年6月14日(金曜日)に行われた、柴山昌彦文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

令和元年6月14日柴山昌彦文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

柴山昌彦文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 冒頭、私から紹介をさせていただきます。一昨日、品川女子学院高等部の総合的な探究の時間の授業を視察をいたしました。同校では「起業体験プログラム」を実施しており、今回の視察では、クラス毎に設立した会社の理念や営業方針などについてプレゼンテーションを行う様子を見学いたしました。高校生が社会的な課題を解決するためのアイデアを出し、アンケート等の様々なデータを用いながら会社の経営理念等について発表したり、御父兄が務める審査員の質問に的確に答えたりする姿がとても印象的でした。また、昨日は埼玉県ふじみ野市立東台小学校の学校運営協議会等を視察をいたしました。東台小学校では、保護者や地域住民等が学校運営に参画する仕組みであるコミュニティ・スクールを導入しており、今回の視察では地域住民の参加による総合的な学習の時間の授業や、学校運営協議会の協議の場を見学させていただきました。地域と学校が課題と目標を共有し、フラットに話し合いながら共に頑張っているという姿を見て、これからの学校運営に欠かせない仕組みだなと改めて感じた次第です。今回の視察の結果については、総合的な探究の時間の充実やコミュニティ・スクールの推進に向けた施策の展開に活かしていきたいと考えております。私からは以上です。

記者)
 12日で、ラグビーのワールドカップまで100日ということになりまして、準備も最終段階だと思うんですけれども、今後の文科省としての取組を改めてお願いします。あとですね、現時点での盛り上がりにつきまして、大臣御自身で何か手ごたえみたいなものを感じていらっしゃれば是非、お聞かせお願いいたします。

大臣)
 まさしく一昨日、大会の100日前イベントが東京丸の内で開催をされまして、私も出席してきました。大会を主催するワールドラグビーのゴスパーCEOや2015年大会の日本代表選手をはじめ、国内外のラグビーを愛する人たち、関係する方々が集まって、大会の成功に向けてますます盛り上げていこうという熱気を感じました。また、優勝チームが手にするトロフィーもお披露目され、今後、各開催都市を回っていくということで、この熱気が全国に広がっていくことが期待されます。文部科学省では、このような組織委員会が行う様々な活動を支援するとともに、省内でも、エントランスや情報ひろばに大会関係のポスターやグッズを展示をしたり、SNSによる発信を強化したりするなど広報にも力を入れているところであります。そしてですね、チケットの前売り状況も大変好調だということを伺っておりますし、是非、多くの観客の前で各国代表が熱戦を繰り広げてくれることを期待するとともに、日本代表チームが、五郎丸選手がおっしゃっていましたが、大活躍をしてですね、国民に夢や勇気を与えてくれることを心から願っております。

記者)
 火曜日にですね、経産省、厚労省、文科省、3省合同で「ものづくり白書」が公表されました。少子高齢化だとか多品種少量生産などを大変迫られて、ものづくりの新しい岐路を迎えていると思いますが、科学技術を駆使したものづくりに関して、大臣の御考えと文科省の取組などあれば教えてください。

大臣)
 伝統的に日本はものづくりで国を築いてきたと思いますけれども、今現在ですね、変化の早いロボット・AI分野で、この日本の技術が最先端であるためにはですね、次世代技術の研究開発を着実に推進することが不可欠だと思っております。文部科学省では、ロボット分野に関して、例えば、ロボットの要素技術となる革新的なセンサや蓄電技術などの研究開発を推進するとともに、ロボット技術の発展やロボット活用を促すため、関係府省との共催で、「ロボット大賞」を隔年で実施をしております。AI分野については、6月11日に私も構成員である統合イノベーション戦略推進会議において、AI戦略2019が決定されたところです。このAI戦略では、「人材育成」と「研究開発」が重要な柱とされておりまして、文部科学省としては、この人材育成については、初等中等教育段階でのリテラシー教育の充実から若手研究者支援まで各段階に応じた取組を進めます。また、研究開発については、理研AIPセンターにおいて、国内外の研究機関・大学等とのネットワークを構築しながら、AIに関する理論研究を中心とした革新的な基盤技術の研究開発に取り組んでまいります。このような取組を通じて、科学技術による我が国の産業競争力の強化に貢献をしてまいりたいと考えております。

記者)
 大阪府がですね、組体操に関連して、府の方針を発表されましたけれども、大臣もツィッターとかで、検討しますとおっしゃっていましたけれども、ああいった動きに対する受け止めと、国としてどのように今後されていくかという、何か方向性みたいなものがあれば教えていただけますか。

大臣)
 実は文部科学省では、組体操の事故防止に向けて、平成28年3月に通知をして、学校において、確実に安全な状態で実施できるかをしっかりと確認をして、できないと判断した場合には実施を見合わせるよう、要請をしております。また、最近では、今年の4月15日にも通知を発出して、事故防止の取組の徹底を要請をしております。更に、独立行政法人日本スポーツ振興センターに委託し、平成28年度から毎年、組体操の事故防止に向けた実技講習会を、そして平成29年度には、組体操の事故防止事例集を作成する等取組を行ってきております。7段等の高いピラミッドが行われている事例が見られた中、大阪府が、府立学校で原則3段以上の組体操を禁止する旨の通知を発出したように、各学校及び学校の設置者においては、安全対策の徹底を図っていただきたいと考えますが、文部科学省としては、児童生徒が安全に体育活動を行うことが何より大事であると考えており、各学校における事故防止の取組の徹底に向けて、改めて要請することも含めて、しっかりと取組をしてまいりたいと考えております。

記者)
 本日ですね、チケットの、高額チケットの転売禁止法の施行日になっていると思いますが、それに向けてですね、オリンピックも控えておりますし、大臣としての呼びかけ等々ございましたら。

大臣)
 今、おっしゃったとおり、チケット不正転売禁止法が、本日より施行されました。文部科学省といたしましては、関係府省庁と協力し、啓発ポスターの作成及び配布、政府広報オンラインにおける記事の配信、こういった取組を通じて、本法律の周知に努めているところであります。また、文化庁に相談窓口を設置して、国民や興行主からの相談に対応しているところです。来週6月20日には、東京2020オリンピック競技大会チケット抽選結果通知が配信されると伺っており、文部科学省といたしましては、引き続き、共管官庁の消費者庁をはじめとする関係府省庁と連携しながら、チケットの適正な流通の確保を通じた文化及びスポーツの振興に取り組んでいきたいと考えております。

記者)
 大学病院等で無給で診療にあたっている若手の医師、所謂、無給医の問題についてお聞きしたいんですが、全国の大学病院を調査した結果を3月末に公表すると聞いていたんですけれども、それから2カ月あまりが経ちましたが、結局、いつ公表されることになりましたか。

大臣)
 今、御指摘になられた、昨年、医療現場で診療行為を行っているにも関わらず、給与が支給されていない医師が、複数の大学病院に存在するという報道を受けて、文部科学省では調査を実施してまいりました。実は大学病院で働く医師の労働の実態は大学毎、個人毎に様々でありまして、当初想定していた以上に、各大学病院の回答に関する調査に時間を要しているところではありますけれども、現在、公表に向けた取りまとめの段階にあります。可及的速やかに公表をしてまいりたいというように考えております。給与が適切に支払われていない医師がどの大学病院にどの程度存在するかなどについては、公表に向けてですね、各大学においては、学内外の労務管理の専門家、弁護士とか社労士の先生方の相談等を踏まえて、労働者的実態があり、給与を支給することが適切かどうかといった個別的、また具体的な状況等の最終的な確認を行っているということでありまして、現段階においては、またそういったことを踏まえ、回答ができない状況ではありますけれども、そういった、今申し上げたように、取りまとめが行われたあかつきにはですね、速やかに公表をさせていただきたいと考えております。

記者)
 具体的にはいつですか。来週は予定されていますか。

大臣)
 具体的な公表の時期について、現在確定はしておりませんけれども、近々、取りまとめの作業が完了すると思いますので、終わり次第、可及的速やかに公表をさせていただきます。

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:令和元年06月 --