ここからサイトの主なメニューです

林芳正文部科学大臣記者会見録(平成30年2月2日)

平成30年2月2日(金曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ

キーワード

大学入学者選抜に係るミスの防止及び早期発見、SS-520 5号機打上げ、大相撲

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成30年2月2日(金曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成30年2月2日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 私から1件ございます。
 既に昨日、私からコメントを出しておりますが、この度、大阪大学に引き続き、京都大学においても、1年近くも経過して入試ミスが発覚したことは大変遺憾です。各大学においては、まず、現在実施中の今年度の入学者選抜において、入試ミスが起こらないよう全力を尽くしていただきたいと考えます。文部科学省においては、今後、入試ミスの防止や適切な対応のためのルール作りを進めるとともに、各大学の取組状況について、調査・把握に取り組むととともに、昨日、入試問題のミスの早期発見のため、文部科学省に専用の窓口を設置しました。引き続き、入試ミスの防止や迅速な対応のため、全力で取り組んでまいりたいと思います。私からは以上です。

記者)
 入試ミスが相次いでいるわけですけれども、これの根本的な原因がどういったことにあるとお考えなのかというのと、あと、ルール作りということですけれども、具体的にどういったものを想定されているのでしょうか。

大臣)
 根本的な原因というのは、なかなかそれぞれ個々であると、こういうふうに思いますが、問題を作成して試験を実施してという一連のプロセスの中で、注意を最大限払っていただかなきゃいけないということと、それから、今後ルール作りをやってまいりますが、その中で、やはり解答例の公開といいますか、それをやっていただくということも、こういうことがなくなっていくことにつながっていくと思っておりますので、既に毎年度、大学入学者選抜実施要項において、標準的な解答例や出題の意図等を明らかにするように促しているところでございますが、今回の両大学の件も踏まえて、関係者の意見も聞きながら、出題ミスの防止及び早期発見の観点も含めて、問題や解答、出題の意図等の改善の在り方についても、更に検討していきたいと思っております。

記者)
 ルール作りについて、新たなそういった公開とかを含めたルールというのは、今実施されている、今年度行われている入試とかにも適用される見通しなのでしょうか。

大臣)
 今、既に行われている入試については、遡ってということですか。

記者)
 今月各大学で、いろいろ実施される予定だと思うのですけれども、これについても適用されるのかどうかということですが。

大臣)
 基本的には、今からいろんな意見を聞いて作りますので、遡ってとか、今やっているものに適用するというのは、なかなか難しい部分があると思いますが、そういうことも含めて、基本的には次の年には間に合うようにやるということですが、そういうことも念頭において検討していただいたらというふうに思っております。

記者)
 明日、JAXAから電柱型ロケットSS-520というのが打ち上がります。今春には、インターステラテクノロジズという会社も小型ロケットの打上げを、また2号機を予定していて、今後の日本の小型ロケットの開発と今後の展望について、お考えをお聞かせください。

大臣)
 宇宙開発利用の拡大に向けて、官民一緒になって、共に小型ロケットの開発を進めることは重要というふうに認識しております。このうちJAXAの方は、打上げ能力を向上させたイプシロンロケットにつきまして、1月18日に高性能小型レーダー衛星ASNARO2の打上げに成功したところであります。また、超小型ロケットであるSS-520の5号機については、2月3日の打上げに向けて、JAXAにおいて準備を進めておりまして、実験成功を期待しております。今後ともイプシロンロケットについては、国際競争力の強化、それから高い信頼性の実現を目指して開発を着実に推進するとともに、超小型ロケットの開発についても必要な支援も進めてまいりたいというふうに思っております。

記者)
 入試ミスに戻るのですが、今回、大阪大学と京都大学で、相次いでかなり重大な出題ミスが起きてしまったということなのですけども、それなりに当然大学としても何回もチェックをしているものの、かなり長期間にわたって見過ごしてしまっていたという結果だと思うのですが、そのあたり、大学側の問題に対するチェック機能が落ちているようなことが起きているとお考えなのか、それとも、今回たまたまこういった現象が重なってしまったとお考えなのか、そのあたりの大臣のお考えはいかがでしょうか。

大臣)
 ミスが起きてしまったことは、大変遺憾なことだということは、先ほど申し上げさせていただいたとおりでございます。長期的・構造的にこういうミスを防ぐ力が落ちているかどうかということについては、予断を持って申し上げることはなかなか難しいと思いますが、検討を今からいろいろしてもらう中で、もしそういうことがあるとすれば、そういうことに対する原因の究明等もしていただいたらというふうに思っております。

記者)
 相撲の関連ですけれども、昨日、第三者による過去の暴力事案も含めた洗い出しの対策が発表されました。これについての受け止めをお願いします。

大臣)
 日本相撲協会からの報告によりますと、昨日の理事会において、暴力問題再発防止検討委員会の設置が報告されまして、今後委員会において、過去に遡って実情を把握し、暴力を根絶するための具体的な取組が検討される方針であると承知をしております。協会においては、一連の不祥事について、危機感とスピード感を持って再発防止策の策定と、その実施についてしっかりと取り組んでいただきたいと思っております。

記者)
 大臣はかねてから、スピード感を持ってほしいとおっしゃっていますけれども、協会によると、再発防止策を完成させるのを、大体今年の10月くらいを目途としていると発表がありました。ちょっと長いかなという印象もあったのですが、スピード感という意味においては、どのようにお考えでしょうか。

大臣)
 基本的には、相撲協会の具体的な取組ということですから、スケジュールに従ってやっていただきたいと思いますが、なるべく早くやっていただくことが大事であることは、再三申し上げてきたところでございますので、やはりスピード感を持って取り組んでいただいたらというふうに思っております。

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成30年02月 --