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林芳正文部科学大臣記者会見録(平成30年1月16日)

平成30年1月16日(火曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ

キーワード

大学入試センター試験、スポーツにおけるインテグリティの確保に関する緊急会合、スパコン開発詐欺、イプシロンロケット3号機打ち上げ、札幌冬季五輪招致

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成30年1月16日(火曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成30年1月16日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 私から2件ほどございます。先週末に実施されました大学入試センター試験につきましては、日本海側を中心とした地域で大雪となる中、試験時間の繰下げなどがあったものの、おおむね無事に終了することができました。悪天候の中、円滑な試験の実施や受験者の交通の確保に力を尽くされた方々に心から感謝を申し上げたいと思います。受験者の方々には、これからも体調に十分気をつけて、自分の力を尽くし、がんばっていただきたいと思います。
 もう一点は、今般、カヌー競技におけるライバル選手のドリンクへのドーピング禁止物質の混入事案や水泳競技における暴力事案のなど、スポーツの価値を損なう事案が発生したことを受け、1月18日に各競技団体に対してスポーツにおけるインテグリティの確保に関する緊急会合を開催することといたしました。この会合では、ドーピング禁止物質の混入事案について、日本カヌー連盟から事実関係や再発防止策を御報告いただきまして、今後、再び同様の事案が起こることがないように、情報及び教訓の共有を図ります。また、水泳競技における暴力事案も踏まえて、スポーツ庁の鈴木長官をはじめ、関係団体からフェアプレイ教育やコンプライアンスの徹底、ドーピング防止活動の推進について、情報提供等を行う予定であります。文部科学省としては、この会合がスポーツにおけるインテグリティの確保の重要性を再確認する契機となることを期待するとともに、2020年東京大会に向けて、クリーンでフェアなスポーツを実現するように努めていきたいと思っております。

記者)
 過日、スーパーコンピューターの助成金の関係の事件で、東京地検特捜部は経産省に事情を聞いたという報道がありましたが、この件に関しての文科省の方の調査などの進捗状況はどのようになっておりますでしょうか。

大臣)
 NexTEP事業に関しましては、科学技術振興機構が、現在ヒアリング等を行っておりまして、エクサスケーラー社における開発費の使用状況及び同社の開発計画・体制をしっかり把握して、その結果を踏まえて、今後の対応について検討をするということにしております。文科省としては、JSTによるヒアリング等の結果を踏まえて、適切に対応をしてまいりたいと、こういうふうに思っております。

記者)
 打上げ延期になったのですが、イプシロンロケットが18日以降に打上げを再設定されると思うのですが、このロケットと衛星に関して期待するところを大臣の所感をお願いします。

大臣)
 イプシロンロケット3号機によりまして、初めての受託打上げになります高性能小型レーダ衛星のASNARO-2の打上げを1月17日に予定をしておりましたが、当日の天候悪化が予想されるために、打上げ日は1月18日以降に延期をされております。新たな打上げ日については、決定次第JAXAからお知らせをしたいと思っております。イプシロンロケット3号機ですが、小型衛星の打上げ需要に対応することを目的とした高度化開発の成果を適応して飛行実証を行うものであります。文科省としては、打上げはまず成功するということ、そして、衛星が予定の軌道に投入されまして、これが更なる受託につながるということを期待しておるところでございます。

記者)
 センター試験について2つ御質問があります。まず一つは、大阪大学で試験監督がいびきをかいていたことが分かりました。再試験は行われないと決定されたのですけれども、保護者などからは集中できなかったという苦情の声も上がっているようですが、それについて大臣の受け止めをお願いします。

大臣)
 大阪大学におきまして、13日土曜日の大学入試センター試験の国語の試験時間中にタイムキーパーの役を担っていた大学教員が、試験室内で居眠りをしていたことから、昨日、大学が当該教員を訓告としたのを含めて、4名に対して処分を行ったというふうに承知をしております。文部科学省としては、同大学の昨年の入試にミスがあって、その再発防止に向けた取組を実施している中で、今回のような事案が発生したということについて大変遺憾だというふうに考えております。昨日、大学に対しては、一層緊張感を持って入試業務に取り組むよう、厳しく指導を行ったところでございます。大学入試センター試験では、試験監督や受験生のくしゃみやせきなどの生活騒音が発生することを前提に試験が実施されておりまして、今回のケースが特に著しく試験の実施に支障を来すものではなかったと、大学の方で現場にいた複数人から確認をした上で再試験を実施しないことを決定されたと、こういうふうに聞いております。

記者)
 あと一点、ムーミンなどアニメーションを例にした問題で、ムーミンの舞台を知らなくても解ける問題となっているとはいえ、一部では舞台がフィンランドだと確定したものではないと、問題の不備を指摘する声も上がっていますが、そのような疑念がそもそもあがる問題を出題することについて、大臣としてはどのように考えておられますでしょうか。

大臣)
 大学入試センター試験につきましては、より思考力を重視した作問の改善をこれまでも進めてきているところでございます。個別の出題につきまして、私からコメントすることは差し控えたいというふうに思います。出題意図等に関する問合わせについては、大学入試センターにおいて、適切に対応してもらいたいというふうに思っております。

記者)
 昨年末の話で恐縮ですが、札幌市の冬季五輪招致について、昨年末に秋元市長が文科省を訪問されて、全面的なバックアップを要請されました。その件についての受け止めをお願いいたします。

大臣)
 札幌市が去年11月、JOCに対して2026年冬季オリンピック・パラリンピック競技大会の招致の立候補プロセスにおける対話ステージに参加を表明したということは、御案内のとおりであります。札幌市が参加表明の手続きをしたということに現段階ではなっておりまして、今後JOC等と検討が行われるということでございます。要望は要望として承らせていただきましたということを、市長にはお伝えをしたところでございますので、まずはJOC等と内部で検討していただいてということになると思いますので、JOCの判断が出る前の段階で、私からコメントすることは差し控えたいと思っております。

記者)
 センター試験の地理の話に戻って恐縮ですが、ムーミンと小さなバイキングについて、試験問題とか離れても結構なのですけれども、林大臣は原作やアニメは御覧になっていたでしょうか。それと、それについて舞台が、この試験問題と離れていて結構なのですけれども、どこだというふうに思われていらっしゃったでしょうか。

大臣)
 先ほど申し上げましたように、問題についてはコメントは差し控えたいと思いますが、私自身の記憶では、ムーミンは子供の頃、見ていたなというふうに思っております。スナフキンとミーのやり取りは大変面白かったというふうに記憶はしております。ビッケの方はもう少し後だったというふうに思いますので、あんまり一生懸命見ていたという記憶はございません。場所については問題との関わりもありますので、コメントは差し控えたいと思います。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成30年01月 --