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林芳正文部科学大臣記者会見録(平成29年12月12日)

平成29年12月12日(火曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他

キーワード

第16回宇宙開発戦略本部会合、高校歴史用語精選案、日馬富士関の書類送検、経済政策パッケージ、PEZY社による助成金不正受給事案、金井宇宙飛行士、今年の漢字

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成29年12月12日(火曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成29年12月12日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 冒頭1件、御報告がございます。本日、安倍総理を本部長とする、宇宙開発戦略本部会合が開催をされまして、宇宙基本計画の着実な推進に向け、宇宙基本計画工程表の平成29年度改訂を本部決定しました。私からは、国際競争力が高いH3ロケットの開発を着実に推進していくこと、また、先般の日米首脳会談において宇宙探査が取り上げられたことを踏まえて、米国が構想する月近傍の有人拠点への参画などを念頭に、さらに検討を深めるとともに、国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)を成功に導くことなどを表明いたしました。特に国際宇宙探査については、総理からも、米国などの関係国との協力を強化し、議論を加速するよう御指示があったところです。文部科学省としては、総理からの御指示を踏まえ、改訂された工程表の諸施策を着実に推進してまいります。私からは以上です。

記者)
 元横綱日馬富士が昨日、貴ノ岩関への傷害の疑いで書類送検されました。この件について受け止めをお願いします。

大臣)
 改めて、相撲界でこのような問題が起きたことについては、極めて残念であります。スポーツの現場での暴力は断固として根絶していくべきであり、相撲は日本で最も歴史あるスポーツという自覚と責任を持って、二度と国民の期待を裏切ることがないよう、暴力の再発防止に取り組んでいただきたいというふうに思います。いずれにせよ、協会には、速やかに事実を解明していただきたいというふうに思っております。文部科学省としては、今後、調査結果について協会から報告をしていただきながら、適切な対応を促してまいりたいと思っております。

記者)
 大学や高校の教員らで作る高大連携歴史教育研究会というグループが、この度、高校の歴史の教科書が暗記に偏っているとして、用語を精選する案を発表しました。その中で、坂本竜馬や吉田松陰といった著名な人物などが含まれていないんですけれども、この案についての受け止めをお願いできますでしょうか。

大臣)
 報道にあります高等学校の歴史用語の精選案につきましては、あくまで任意の有志により構成される団体が、自らの考えに基づいて作成したものでありまして、文部科学省がその作成に関与したものではありません。このため、その具体の内容についてのコメントは控えさせていただきたいと思いますが、この民間団体の提案は、高校学習指導要領の改訂や教科書検定に影響を与えるというものではありません。

記者)
 先週、2兆円の政策パッケージが閣議決定されました。その中で、高等教育の負担軽減や私立高校の無償化を巡って詳細な制度設計は文科省が行っていくことになると思いますが、現時点で分かっているスケジュール感をお聞かせください。あと、制度設計を巡っては、自民党内からも不公平感がないようにするように求める声があると思いますが、大臣として、どういった点に留意されるべきだとお考えでしょうか。併せてお聞かせください。

大臣)
 この間決まりました案に基づいて、更に詳細な検討をするということになっております。幼児教育のところは保育園の部分もございますので、文科省のみの検討に止まるものではないというふうに思っておりますが、一方、高等教育については、専ら文科省を中心に検討されるというふうに思っております。まだ詳細、どういう場所でやるかとか、スケジュール感はどうかいうことについてはまだ検討中でございますが、この間決定された中には、来年の夏を目指してというような主旨の記述があったと思いますので、それに沿うようにしっかりと検討してまいりたいと思っております。

記者)
 スパコンの詐欺容疑事件のことでお伺いします。スパコンの詐欺容疑ですが、JSTの方からも一部融資があったというふうに聞いておりますけれども、この点、今後どうされるのか、その御予定をお聞かせください。

大臣)
 科学技術振興機構(JST)の産学共同実用化開発事業(NexTEP)によるPEZY社の関連企業のExaScaler社への支援はスーパーコンピューター「暁光(ぎょうこう)」の開発に対して、開発委託という形で総額60億円を限度として融資を行うものであります。これは、全額担保がついているということでございます。これまでJSTからExaScaler社へは、その内訳約52億円が支出されておりまして、開発は着実に進展していると評価されておりまして、先月公表されたスパコンの国際ランキングTOP500で、国内1位を達成するという成果を上げているというふうに聞いております。今後の対応につきましては、JSTがExaScaler社からヒアリング等を行いまして、状況をしっかり把握した上で検討を行うことというふうにしております。これまでに開発された成果の重要性も踏まえて、文科省としても適切に対応してまいりたいというふうに思っております。

記者)
 追加で、今、ヒアリングを検討するというお話でしたけれども、これは時期的には、大体いつ頃を考えてらっしゃいますでしょうか。

大臣)
 これは速やかにと思っておりますが、詳細については、まだ検討中でございます。

記者)
 もう1点だけ、このスパコンですけれども、実際にもう既に研究などにも使われていますが、最後のおっしゃった部分でもありますけれども、実際にもう研究にも使われている中で、どういうふうにその辺りを緩和しながら、今後の対応を決めていかれますでしょうか。

大臣)
 先ほど申し上げたとおり、これまで開発された成果というのは国際ランキングのお話をしましたけれども、出ているということですから、それも踏まえて対応を検討していかなければならないというふうに思っております。

記者)
 今月17日に、金井宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに行きます。今おっしゃられた工程表の中で、月近傍拠点、火星探査というのも今後やられていくと思うのですけれども、大臣として、月に日本人宇宙飛行士を送りたいなとか、そういった気持ちがあれば、そこら辺のところをお聞かせいただけないでしょうか。

大臣)
 まさに、日米首脳会談で宇宙探査が取り上げられたところでございますし、米国は月近傍の有人拠点という構想を持っておりますので、まずは、そこに参画をするということであろうかというふうに思っておりまして、技術面や国際協調体制等の検討を進めるというふうにしていかなければならないと思っております。有人の月面探査ということについては、諸外国がどれくらい関心を持っているかや、どういう動向があるかということを見極めながら検討してまいりたいと思っております。

記者)
 今日午後2時に、今年の漢字が発表されますけれども、そのことについての大臣の思いと、もしも大臣として、この一文字というのが今年あれば、合わせて教えていただけますでしょうか。

大臣)
 流行語大賞ですとか、今年の漢字というのは、今年の世相を表す、また過去5年前、10年前どういうものだったかというのを改めて聞きますと、あの年はああいうことがあったんだなということを思い出すものであるというふうに思って、私も個人的には大変いつも注目をしているところでございます。今年の漢字はまだ1年が終わったという感じを持っておりませんので、振り返る余裕はなかなかございませんけれども、いろいろ選挙がございましたので、上がったり下がったりですから「波」かもしれません。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成29年12月 --