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林芳正文部科学大臣記者会見録(平成29年11月2日)

平成29年11月2日(木曜日)
教育、科学技術・学術、その他

キーワード

フランス出張、神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事案、ユネスコ総会、科学技術行政

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成29年11月2日(木曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成29年11月2日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 私から、1件御報告がございます。このたび11月2日、今日から5日までの予定でフランスを訪問いたします。今回の訪問におきましては、第39回ユネスコ総会に出席をいたしまして、我が国を代表して一般政策演説を行うとともに、本総会中に就任が承認される予定のアズレー次期ユネスコ事務局長候補と会談を行うことを予定しております。また、我が国の財政支援により創設をされました、ユネスコ日本ESD賞の授賞式に出席をいたします。また、フランスの国民教育大臣と会談を行いまして、フランスバカロレア日本語オプションに関する覚書への署名を行う予定でございます。さらに、ITER国際核融合エネルギー機構を視察をいたしまして、今後の課題等について、機構長と意見交換を行うことになっております。私からは以上でございます。

記者)
 このたびの内閣改造で、大臣に再任されました。改めて抱負の方をお願いいたします。

大臣)
 昨日でしたか、会見で最後のような最後でないような会見でございましたが、3か月弱を振り返って申し上げさせていただきました。3か月で色んなことが始まってはおりますが、今からそれを引き続いて、しっかりと推進をしていくということが、基本的には大事なことではないかと思っております。昨日も申し上げましたように、喫緊の課題として、年末を目指してしっかりと総理から御指示のあった人づくり革命のことについて、人生100年時代の会議の副議長という立場もございますので、しっかりと検討をやって参りたいというふうに思います。もとより、教育も、それから科学技術も文化もスポーツも、それぞれ大事な課題を抱えていますので、それぞれの分野でしっかりと諸政策を推進してまいりたいと、そういうふうに思っております。

記者)
 ちょっと話題が文科行政とは離れるかもしれませんが、神奈川県座間市で9人の遺体が見つかる事件が発生しました。殺害された方の中には、10代後半と見られる若い方もいらっしゃると発表でされています。必ずしも、学生がいたかどうかというのは現段階では分かりませんが、この事件に対する受け止めと、あと、文部科学省は自殺防止の取組も常に進めていらっしゃると思うのですが、これに関連して、自殺サイトで自殺願望を呟いていた、SNS等で自殺したい旨を呟いていた人たちが被害にあったということもありますけれども、そういった取組に何か影響とか御対応とか考えていることがあれば、お聞かせ下さい。

大臣)
 まずは、大変凶悪な犯罪であるというふうに受け止めておりまして、このようなことが起きないように、しっかりとしていかなければならないということがまずございますが、亡くなられた方や遺族の皆さまに心から御見舞い、御悔やみを申し上げたいというふうに思います。自殺については、夏休み明けの時にも、全国に私からもメッセージを出したところでございます。あの時は、夏休み明けという学校に関連しての自殺ということでございましたが、一般の自殺ということになりますと、我が省のみならず、いろいろな省庁とも連携をして、しっかりと対応していかなければいけない問題ではあろうかと、こういうふうに思いますが、調査によりますと、児童生徒の自殺者数が増えておりますので、やっぱりこれは非常に憂慮すべき事態であるということでありますので、我々でできることはしっかりと、特に学校現場を中心とした取組を様々にやっていくことによって、児童生徒が自ら命を絶つという、とても悲しいことが起きないように、しっかりと全力を挙げていきたいと改めて思っております。

記者)
 フランス訪問の件で伺います。ユネスコ総会でのスピーチと、事務局長との会談があると思うのですが、改めて、何を伝え、訴えられるのかお願い致します。

大臣)
 まず一般政策演説ですが、ユネスコが加盟国間の友好と相互理解を促進する、それから持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、特に教育・科学・文化の事業活動を推進することへの期待ということ、更にはそれについて我が国もしっかりと責任を果たしていくということについて、お話をしようというふうに思っております。それから、次期事務局長になられる予定のアズレーさんには、こういうこと、一般政策演説で申し上げることに加えて、やはりユネスコの過度な政治化の流れを止めるということをしっかりと求めて参りたいと思います。また加えて、現ボコバ事務局長が退任されますので、これまでの様々な事業分野での御尽力に謝意を表して参りたいと思っております。

記者)
 関連して、「世界の記憶」の審査の内容が分からないとかいうのがあったので、そういう制度の透明性とかを訴える予定はありますか。

大臣)
 「世界の記憶」につきましては、透明性の問題も含めて、様々な改革の議論が行われてきておりますので、こういう事業の包括的な見直しというものに取り組むべきだというふうに、前回の執行委員会で決議をいたしておりますので、このことを歓迎して、我が国としても責任ある加盟国として、しっかりと役割を果たしていきたいと、こういうことを一般政策演説でしっかりとお話をしたいと思っております。

記者)
 直接というよりは、一般政策演説で表明するという形ですか。

大臣)
 時間が許せばアズレーさんとの話の中でも、それはすでに進められていることでございますので、今までの流れで進めていきたいというようなことは、お願いできればと思っております。

記者)
 今回再任されたということで、科学技術行政に関して、この3か月で見えてきた課題などがあれば教えていただきたいのと、それについて、どういうふうに取り組んでいくのかというのも教えて下さい。

大臣)
 科学技術の分野につきましては、現場で非常に優れた取組が行われているということを、改めて再確認をすることができたということと、その裏腹で、非常に古い建物ですとか、限られた予算という中で悪戦苦闘というところまではいかないにしても、頑張っておられるというのも逆にあるわけでございますので、こういう環境を充実していく必要があるということを、改めて現場を見させていただいて痛感をいたしましたということと、それから、やはり科学技術の分野、直というか斜めくらいでございますが、やはり修士、博士と進んでいく中で、博士にいこうという人がなかなか伸び悩んでいるという状況がございますので、これはやはり博士に進むということが、後々の研究を続けるにしても、就職されるにしても、リワーディングであるということを、もう少し環境としても作っていかなければならないと、こういうことは全体のシステムの改革としても大変必要になって参りますので、党で議員立法でやるということでありますが、研究開発力強化法、来年の通常国会を目指してということでありますので、そういう作業とも連携をしながら、環境の整備や予算の確保ということに一層注力をしていければというふうに思っております。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成29年11月 --