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林芳正文部科学大臣記者会見録(平成29年10月27日)

平成29年10月27日(金曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他

キーワード

平成28年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果(速報値)、H-ⅡAロケット37号機による気候変動観測衛星「しきさい」及び超低高度衛星技術試験機「つばめ」の打上げ日、ユネスコ「世界の記憶」、加計学園の獣医学部新設、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成29年10月27日(金曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成29年10月27日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 私から2件ほど御報告がございます。まず、平成28年度の児童生徒の問題行動・不登校等の生徒指導上の諸課題に関する調査結果、速報値につきましてでございます。昨日、10月26日、平成28年度の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の速報値を公表いたしました。調査結果におきましては、いじめの積極的な認知の取組等によりまして、いじめの認知件数が増加する一方で、暴力行為の発生件数、小・中学校における不登校児童数が増加するなど、引き続き、教育上の大きな課題であると考えております。文部科学省といたしましては、今般の調査結果を踏まえて、こうした生徒指導上の諸課題に適切に対処するためにスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置拡充などの一層の充実を図ってまいります。2件目でございますが、H-ⅡAロケット37号機によります、気候変動観測衛星「しきさい」、そして、超低高度衛星技術試験機「つばめ」の打ち上げ日を12月23日の土曜日に決定いたしましたので、お知らせさせていただきます。詳細は、本日午後にJAXA及び三菱重工業から発表がある予定になっております。「しきさい」は19種類の様々な色を観測できるセンサーを搭載しておりまして、気候変動によります地球環境変化の監視、また、温暖化予測の改善に貢献することを目指しております。また、同時に打ち上げる「つばめ」は、空気抵抗が大きいために利用実績の少ない高度300キロメートル以下の超低高度軌道を継続的に飛行する技術の実証を目指すものであります。文科省としては、打ち上げの成功とともに両衛星が所定の軌道に投入されまして、大きな成果を挙げることを期待しております。私からは以上になります。

記者)
 幹事社から2点お伺いしたいと思います。まず1点は、現在パリで審議されているユネスコの「世界の記憶」について、今朝の一部報道で日中韓などの市民団体が申請している慰安婦の資料について登録を見送るよう勧告すると、国際諮問委員会がそうした勧告をするという報道がなされておりますが、文科省として把握されていることがあれば、お教えください。

大臣)
 10月18日の執行委員会では、全ての関係者に対しまして、対話、相互理解、及び尊重の原則に従うよう、そして、世界の記憶事業に関する、さらなる政治的緊張を回避するよう求める決議が全会一致で採択をされております。我が国としては、全ての関係者が今回の決議を尊重されまして、決議の精神に基づいて対処していかれますように強く期待しておるところでございます。

記者)
 もう1点は、加計学園の獣医学部設置の件ですけれども、これは当初、10月末を目途として結論を出すということだったかと思いますが、これについての審査のスケジュール等について教えてください。

大臣)
 従来、学部等の新設の認可は、認可後の学生募集をはじめとする学生受入れに関する大学側の諸準備を考慮いたしまして、遅くても秋頃に答申・認可を行うような日程で審査を進めております。本年度の審査につきましては、まず52年ぶりの獣医学部新設の案件がありまして、より慎重な審議を行うために必要な審査日程を確保したということ。それから、審査スケジュール等に対する様々な報道がなされる中で、静かな環境で審査を行うために必要な日程調整を行ったこと。さらには、先日の台風の影響によりまして、予定しておりました会議が開催できない。こういうことでございまして、委員の皆様の日程等の都合もあって、11月の前半に答申される見込みというふうに聞いております。なお、審査継続となりました案件の答申日程についてはルールがあるわけではございませんので、丁寧な審査を行った結果として11月前半ということになっておりますが、申請者の準備などに大きな影響を与えない範囲での日程であるというふうに承知しております。いずれにいたしましても、審査がまだ継続中でございますので、引き続き、静かな環境で審査を行っていただきたいというふうに考えております。

記者)
 先ほど、答申される見込みという御発言でしたけれども、今回は保留ではなくて、なんらかの結論が出るという認識でいいでしょうか。

大臣)
 答申される見込みでございますので、一旦保留をしたものの答申になりますので、通常は結果が出されると考えております。もちろん、保留になる可能性もあるということです。

記者)
 今の関連で、丁寧な審議を行うために日程を確保されたという話でしたが、様々な報道がある中で、静かな環境で行うための日程調整とおっしゃられたのですが、もう少し具体的にお話いただければと思うのですが、あえて日程をずらされたということもあったということですか。

大臣)
 これは飽くまで、設置審の方で日程を調整されておられますので、申し上げたように、取材が過熱をする中で、審査日程、内容が報道されるリスクを避けるために日程の再調整を行ったと伺っております。

記者)
 答申というのは、設置審の答申のことを言っているのか、大臣が最終的に下す判断のことを言っているのか、どちらでしょうか。

大臣)
 答申というのは設置審が答申をして、私がそれを受けて認可をするかどうかというかということになりますので、答申というのは正に設置審が行うものでございます。

記者)
 それが中旬にあるということですか。

大臣)
 前半ということを申し上げました。

記者)
 中旬ではなく前半にある。

大臣)
 11月前半と先ほど申し上げました。

記者)
 15日より手前にあると。

大臣)
 前半ということです。

記者)
 日程調整に関して、22日の衆院選の影響はあったのでしょうか。

大臣)
 これは、先ほど申し上げましたように、審査スケジュールは個別案件の審査状況、委員の予定を踏まえて決定されるものでありますので、総選挙のスケジュール等の外部の事情を考慮して決定されることはないというふうに承知しています。

記者)
 保留になっている案件というのは、獣医学部のこと以外にもあったと思うのですけれども、他の大学まで報道の過熱、先ほど大臣がおっしゃたように、学生募集にも影響があると思うのですが、一律で影響を受けるというのはどうなんでしょうか。

大臣)
 正に申し上げましたように、学生向けに関する大学側の諸準備もありますので、大体遅くとも秋ごろまでということでやってきたということでございます。したがって、申請者の準備に大きな影響を与えない日程であると考えております。

記者)
 「世界の記憶」の話に戻るのですが、先ほど幹事社の質問に対して、大臣は18日の執行委員会のことをおっしゃいましたけれども、今、国際諮問委員会で起きていることに対する報告というか、どういった内容が事務局長にあげられるかというのは報告を受けていらっしゃるのでしょうか。

大臣)
 国際諮問委員会については、本日の27日まで開催されていると承知をしておりまして、その審議を踏まえて、最終的に事務局長が決定を行うということでございます。スケジュールは承知をしておりますが、中身については、特に報告を受けているということではございません。

記者)
 設置審の話に戻るのですが、今回、加計の案件ではなくて他に保留されていることもあると思うのですが、他に保留されているものは先に答申する、加計だけを遅らせるという意味でしょうか。それとも、全体を遅らせるということでしょうか。

大臣)
 当然、冒頭、全体のスケジュールとして申し上げましたので、どれか一つだけ分けてやるということではありません。

記者)
 明日で東京オリンピック・パラリンピックまで1000日前です。他方、小池都知事が、希望の党が今回の選挙結果を受けて、都政に対する求心力の低下も懸念されていますが、こうした中で大会への準備をどう進めていくべきだとお考えでしょうか。

大臣)
 政治的な状況にかかわらず、しっかりと党や他の皆様と連携もしながら、着実に準備を一歩一歩進めていく。これに尽きるのではないかというふうに考えております。

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成29年10月 --