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林芳正文部科学大臣記者会見録(平成29年10月24日)

平成29年10月24日(火曜日)
教育、スポーツ、文化、その他

キーワード

台風21号による学校施設などの被害状況、第59回教育・文化週間の実施、国際パラリンピック委員会新会長等との意見交換、衆議院選挙、加計学園の獣医学部新設、教育無償化

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成29年10月24日(火曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成29年10月24日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 それでは、冒頭3件ございますのでお話させていただきたいと思います。
 まずは、台風21号によります学校施設などの被害状況についてであります。台風21号による文部科学省関係の被害につきましては、今日の9時時点で、人的被害はございませんが、学校施設などにおきまして、床上浸水、それから窓ガラスの破損など、計209件の物的被害の報告を受けております。文部科学省の対応状況につきましては、10月20日の金曜日に災害情報連絡室を設置いたしまして、教育委員会に対して、児童生徒等の安全確保と文教施設の状況の把握等の要請を行ったところであります。引き続き、関係機関との連絡を密にいたしまして、被害状況等の把握や必要な支援を行って参りたいと思っております。
 2件目でございますが、来週の11月1日の水曜日から7日の火曜日までの1週間は、わが国の教育及び文化に関し、国民の関心と理解を深めまして、その充実振興を図るため、各種の教育・文化に関する行事を集中的に実施をする「教育・文化週間」となる旨をお知らせいたしたいと思います。毎年、この時期に、全国で体験活動、公開講座、美術館・博物館の無料開放など様々な教育・文化イベントが開催されておりまして、その一覧を文科省のホームページで紹介しております。この機会に、国民の皆様は、身近な地域で開催されます様々なイベントに積極的に御参加をいただきまして、教育・文化に更に親しんでいただくことを期待をいたします。
 3件目でございますが、10月19日の木曜日に国際パラリンピック委員会IPCのアンドリュー・パーソンズ新会長とフィリップ・クレイヴェン前会長がそろって来省をされました。新旧の会長は、ここに来られる前に港区立赤坂小学校におきまして、世界に先駆けてJPCやIPCと共同で開発をしましたパラリンピック教育の教材「アイムポッシブル」の公開授業を視察されてきたところでありまして、パラリンピック教育の推進などについて、大変有意義な意見交換をさせていただいたところであります。28日の土曜日は、東京オリンピック開会式のちょうど1,000日前でもありまして、関連のイベントも予定されておりますが、オリンピックだけでなく、もちろんパラリンピックの成功に向けて、しっかりと取り組んで参りたいと思いますし、障害者スポーツの振興にしっかりと努めて参りたいと思っております。私からは以上です。

記者)
 22日投開票の衆院選についてですが、自民党と公明党で3分の2超という結果になっていますけれども、この結果についての受け止めをお願いいたします。

大臣)
 衆議院選において、自公連立に対する御信任をいただいと受け止めておりますので、大変大きな責任を負ったわけですから、しっかりと政策の推進、政権の運営を政党の一員として地道にしっかりと積み上げていきたいと心掛けたところでございます。

記者)
 内閣支持率が必ずしも高くない中での大勝ということです。どのように勝因は分析されていらっしゃいますか、大臣御自身は。

大臣)
 私も全国に応援に回らせていただきましたけれども、随所随所でいろんな方からしっかり頑張ってほしいという、お励ましの言葉を頂きましたので、我々の同士が全国でそういう皆さんの御信任というのを、一つ一つ丁寧に掘り起こしていったということの積み重ねが、この結果ではないかというふうに受け止めております。

記者)
 衆議院選の関係で確認させていただきたいのですが、投票率が53.68パーセントということで戦後2番目の低さだということですが、ほぼ半数近い人が棄権してしまっているという現状ですけれども、この投票率についてどういうふうに受け止められているのでしょうか。

大臣)
 前回の衆議院選よりも、今回の方が少し上回ったというふうに聞いておりますが、これは色んな選挙管理委員会等で努力をされて、しっかりと投票に行ってもらうという呼びかけを更にする必要があると思っておりますし、また私自身も、投票日には投票できなかったものですから、事前に投票させていただきましたが、期日前投票というものが非常に使いやすくなっているという声をよく聞いておりますので、こういうことをしっかりと努力をして、投票率を上げていく努力を不断に続けていく必要があるというふうに思っております。

記者)
 低い投票率が続いている理由として、大臣のお考えを、もしありましたらお聞かせいただきたいのですが。

大臣)
 投票率は先ほど申し上げましたように、少し前回よりは上がったということでございますので、これで十分だということはないと思っていますので、やはり色んな候補等々を通じて、しっかりと投票に行っていただけるように呼びかけを続けていくことが大事だというふうに思っております。

記者)
 一部報道では、加計学園の獣医学部の文科省の大学設置・学校法人審議会の設置審が、23日に認可が下されるという一部報道があったのですけれども、23日は過ぎてしまいまして、今後、審査日程とか具体的な予定とかはあるのでしょうか。

大臣)
 今日はもう24日でございますので、大学設置・学校法人審議会において、まだ審査は継続中でございます。したがって、これは今までも申し上げてきたことですが、審査スケジュールも含めて具体的な審査状況についてのお答えは差し控えさせていただきたいと思っております。今後とも、静かな環境を確保して適切に専門的な立場から審査を行っていただきたいと考えております。

記者)
 加計学園については、当初、衆院解散の際には、野党から加計隠しの解散などとも言われました。総理からは、選挙期間中もきちんと説明するというお話だったと思いますが、所管官庁の大臣として、この選挙期間中の安倍総理の加計学園についての説明は十分だったとお考えでしょうか。

大臣)
 私も幾つかテレビの番組等も含めて見させていただきましたが、総理が質問に対してしっかりとお答えになっているというふうに拝見しておりましたので、私といたしましても、先ほど申し上げたように、静かな環境の中でしっかりと審査をしていただくと同時に、答申後はしっかりと申請の具体的な内容、最終的な審査意見というものを御説明していきたいと思っておりますし、それから、今年度から新たに審査過程において申請者に指摘を差し上げた審査意見についても公表するということになっておりますので、こういうことを含めて、しっかりと適切な説明を心掛けていきたいと思っております。

記者)
 選挙戦で野党から加計学園の話もあがっていましたが、一方で、与党側で今まで、そこまでの議論が深まったかと言うと、説明がされることが少なかったという気がしているのですけれども、国民はまだ疑問に思っているところというのは、認可がこれからどうなるかというのもそうですが、決定過程の今までのプロセスの部分でどうだったかというところがまだわからないという声も結構聞かれたのですけれども、選挙戦を通じて、加計学園に関して国民の理解が得られたと大臣自身お考えになれるのか、その点はいかがですか。

大臣)
 まず、今回の獣医学部の新設につきましては、国家戦略特区を所管する内閣府が中心になって段階的に進められてきておりますので、国家戦略特区の枠組みの中で、関係法令に基づいて、関係省庁の合意の下で適切に進められてきたものと理解しております。今、審査中でございますので、先ほど申し上げたように、結論が出た際にはしっかりと説明をしていきたいと思っております。このことは、選挙の前から申し上げてまいりましたので、そういうことが前提になって、総理のいろんな番組等での御説明があったということだと思っております。全体として、信任を頂いたと冒頭申し上げましたが、それはそれとして、ここは結果が出た際にしっかりと説明してまいるというのは、信任が出たからと言って、説明に対する努力がいささかも緩むことがあってはならないと思っております。

記者)
 認可の結果が出た後に、また新たに選定過程の部分も追加で説明できる部分があるということですか。

大臣)
 冒頭申し上げましたように、国家戦略特区を所管とする内閣府を中心に進められてきておりますので、その部分は合意の下で適切に進められてきたと理解をしております。このことは、今まで申し上げてきたことと変わるところはないわけでございます。したがって、最終的に設置審で結論が出た際には、最終的な審査意見や具体的な申請の内容に加えまして、審査過程で指摘した審査意見についても公表するということにしておりますので、そういうところをしっかりと説明してまいらなければならないと思っております。

記者)
 今回の衆院選で、与党が教育の無償化を公約に掲げ大勝しました。今後、具体的な策作りが肝心になると思われますが、どのようにされるか、御所感があればお願いします。

大臣)
 この話につきましては、当然、与党のいろんな公約を掲げて戦ったというところもあると思います。政府としても、大きな方向性については総理から御指示が出ておりますので、この指示に基づいて細部を詰める検討を行っていきたいと考えております。

記者)
 17日に、加計学園の情報公開弁護団メンバーの方が記者会見をされまして、内閣府や文科省の行政文書の開示決定に対して不服の申し立てを行ったと発表しています。それによりますと、情報公開請求を行ってもほとんどが不開示、または開示・不開示判断を延長することで、延長が10月23日までということになっております。こちらは過ぎているのですけれども、今後、開示請求があった場合に、情報をオープンするという判断でよろしいでしょうか。

大臣)
 今治市に建設予定の加計学園獣医学部に関連する全ての建物についての図面一式につきまして、平成29年9月6日付で開示請求がございました。文科省といたしましては、請求文書のうちで、獣医学部を設置するための審査の資料として提出された文書については、現在審査中でありますので、不開示といたしまして、それ以外の文書については保有をしていないということで不開示としております。加計学園獣医学部に関連する建物の図面につきましては、審査が終了した時点で開示請求があった場合は、情報公開法の規定に沿って判断をしてまいりたいと思っております。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成29年10月 --