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林芳正文部科学大臣記者会見録(平成29年8月8日)

平成29年8月8日(火曜日)
教育、科学技術・学術、その他

キーワード

高知県南国市の中3生徒が自殺した事案、加計学園の獣医学部新設、江崎沖縄・北方大臣、靖国神社参拝、国際宇宙探査フォーラム

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成29年8月8日(火曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成29年8月8日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 おはようございます。今日は私の方からは特にございませんので、お願いいたします。

記者)
 いじめ問題について伺います。先日、高知県南国市の中学3年の長男を自殺で亡くされた御両親が、市教委の調査が不十分であるということで、文科省に再調査を指導するよう求めました。全国的にも学校を指導監督する立場の教育委員会がいじめ調査の主体となることは、徹底した調査が行われないのではないかという意見が多数あります。どこが調査の主体となるべきか、大臣のお考えをお願いします。

大臣)
 南国市もそういうことだと承知しておりますし、また取手市、このケースはレアなケースかもしれませんが、やはり御遺族と市の教育委員会の間で信頼関係が失われてしまったと、こういうこともあって県の方で引き取った、こういうこともありましたので、なるべく御遺族の皆様の気持ちに寄り添ってやれるようなことというのは我々としても考えていきたい、こういうふうに思っておりますが、一義的には現場のそれぞれの御判断ということになろうかと思います。なお、先ほどの茨城県の例でも、今度は県が調査することになりましたので、その県の教育委員会を通じて文科省としても必要な指導・助言というものは行っていかなければならないと、そういうふうに思っております。

記者)
 報道各社の世論調査で、加計問題の安倍首相や政府の説明について納得いかないという声が依然大きいという結果が出ております。これについて、大臣として何が原因だと思われるのかという点と、これから政府としてどう対応していくべきかとお考えかと。

大臣)
 政府全体としては、また高い立場から総理なり官房長官がお話になられると思いますが、文科省として、やはりこの経緯の中で、例えば1度目調査をしたものが2度目、1度調査して出なかったものが2度目で出たとかですね。それから文科省で調査をして出てきたことと、内閣府側の言い分が異なっていると、こういうようなことがいろいろあって、このそういう原因になっているんではないかと、こういうふうに思っておりますので、そういうことに対して、どういうふうに説明したらもう少し納得が広がるのかということを、しっかりと考えていければというふうに思っておりますし、必要な説明は十分に果たしていきたいというふうに思っております。

記者)
 別件ですけれども、8月15日の終戦の日を前にして、最後の閣僚会見かと思いますのでお尋ねするのですが、終戦の当日か前後に。靖国神社の方に参拝されるお考えはありますでしょうか。

大臣)
 私としては、今のところ参拝の予定というのはしておりません。

記者)
 江崎沖縄・北方大臣が、先日、役所の答弁を朗読するだけだとか、北方問題に関して素人だというような発言をされて、野党などから批判を浴びていますが、そのことについて、同じ内閣の閣僚としてどのように受け止められてますでしょうか。

大臣)
 江崎大臣におかれても、この発言に対しては陳謝をされておられる、こういうふうに聞いております。私ども全員そうですが、やはり発言については十分注意をしていかなければいけないと、こういうふうに受け止めております。

記者)
 発言の内容を見ると、大臣に就任されて謙遜されての思いもあったのかなというような印象も受けます。大臣も就任の際に浅学菲才という言葉を使われて、文科行政をこれまで中心に携われてきたわけじゃないけれどもというようなお話をされています。仕事人内閣の閣僚として、もちろん専門分野でない職務に就かれている大臣の方もいらっしゃると思いますが、閣僚として、どのように今後仕事をしていくおつもりでしょうか。

大臣)
 一般的に、日本人の謙譲というのは美徳だと言われておりますので、発言に気を付けるというのは、誤解を招かないように発言をするということではないかというふうに思っております。

記者)
 靖国の参拝で、大臣は行かれる御予定はないということですけれども、そのお考えの背景にあるものというのは、どのようなものがあるのでしょうか。外交的なこととか、いろいろあると思うのですけれども。

大臣)
 これは、個人としてのことでございますので、予定がないという客観的な事実は申し上げました。どうしてかということについては、差し控えさせていただきたいと思います。

記者)
 8月11日の「みちびき」の打ち上げがそろそろありますが、来年の話になって恐縮ですが、3月に第2回の国際宇宙探査フォーラムが開催されます。日本が主催ということで、世界的な会議となるのですが、意気込みをちょっと早いんですが、お聞かせいただければと思います。

大臣)
 来年の3月3日ということですが、あっという間にやってくるのではないかと思っています。ISEF-2ということになるわけですが、宇宙の先進国、また新興国も入っており、閣僚級を含むハイレベルの政府関係者の参加ということでございます。確か、4年前に一回目が行われたときに、2度目は日本でやりましょうということで、引き受けておりますので、例えば産業界を対象にしたものとか、若手向けのサイドイベントというものも考えながら、しっかりとやっていけるように今、検討しているところでございます。アメリカで有人の火星探査計画があるとか、欧州は月面基地構想と、いろんな有人を含む宇宙探査の機運が国際的に高まっているということでございますので、関係の各府省とも協力して、国際的な共通のビジョン作りというものを主導していけたらと考えております。

記者)
 獣医学部の新設についてですが、昨日、弁護士のグループが、政府の2015年に示した、いわゆる4条件満たしていることを政府として検討・検証しなければ、内閣法に違反することになるという見解を発表しました。これについて、大臣の見解をお願いいたします。

大臣)
 まだ、文書そのものを拝見しておりませんので、詳細にはコメントができない状況でございますが、いずれにしても、文科省として、しっかりと説明をしていくということは、冒頭申し上げたとおりでございますので、どういうことで、そういう御主張になるのかというのは、一義的には特区のこととなると、内閣府が中心になると思いますけれども、我々としても、それを見てみて、どういうことなのかというのはしっかりと考えてみたいと思っております。

記者)
 要望書については届いていないということですが、当然一義的には内閣府であるけれども、弁護士グループの主張としては、4条件を満たした、検証した形跡が公開された議事録や国会の答弁などでは不十分ではないかということで、これは違法行為に当たるのではないかという見解なのですが、それについてはどうでしょうか。

大臣)
 正に、どの部分が内閣法のどの部分になるのかということを含めて、これも内閣府が中心になると思いますが、お考えになることだと思いますので、今の時点で文科省として、コメントは差し控えたいと思います。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成29年08月 --