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林芳正文部科学大臣記者会見録(平成29年8月4日)

平成29年8月4日(金曜日)
教育、スポーツ、文化、その他

キーワード

総理指示、文科行政への意気込み、スポーツ・文化への施策、音楽教室からの著作権料徴収、加計学園の獣医学部新設

林芳正文部科学大臣記者会見映像版

平成29年8月4日(金曜日)に行われた、林芳正文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成29年8月4日林芳正文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

林芳正文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 おはようございます。今日は閣議がございまして、閣議の後、緊急事態における初動対処等についての閣僚意見交換会というものが開かれております。私の方からは以上です。

記者)
 昨日伺えなかったのですが、就任に際して、安倍総理から何か具体的な指示というのはございましたでしょうか。

大臣)
 特に具体的な指示というのは、総理指示という文書を頂いておりますが、しっかりとやってくださいという趣旨のお言葉を頂いたということです。

記者)
 加計学園の問題であるとか、再就職の問題に関して、何か具体的な指示というのはございましたでしょうか。

大臣)
 特にございませんでした。

記者)
 昨日も今後の方針についてお伺いをしましたけれども、改めて、本日実質的な実務がスタートする形になると思います。先ほど総理のしっかりやってくれというお言葉もあったと思いますが、加計学園問題などを抱える中で、どのような意気込みで文科大臣としての職務に当たられますでしょうか。

大臣)
 正に加計学園、それから、その前には再就職の問題について、いろんなことがございました。文科行政は大変大事な行政でございますから、この文科行政に対する国民の信頼というものを取り戻すために、地道な努力を一つずつ重ねていきたいというふうに思います。その際に、昨日も申し上げましたけれども、職員の皆様との意思疎通というものも、しっかりと図っていかなければならない、そういうふうに思っております。

記者)
 昨日、著作権のお話がありましたけれども、スポーツ・文化に関してあまり御質問ができなかったので、大臣は、音楽も素養をお持ちだと思いますけれども、スポーツ・文化の施策はどういう点に力を入れていきたいか、また、そういう際に、御自身が舞台に立っての発信のようなものはお考えではないか、お伺いします。

大臣)
 スポーツについては、高名な長官もおられますので、まずはやはり長官に現場の先頭に立って頑張っていってもらいたいと思います。私自身も、こう見えても中学時代は軟式テニスをやっておりましたので、もう少しスマートだったと思いますが、スポーツは非常に健全な体作りのためにも大事だと思いますが、やはりチームワークですとか、スポーツマンシップというものを養っていくためにも大変大事なことであろうと、こういうふうに思っておりますので、そういう裾野の広いものであるとともに、やはり、正に東京オリンピック2020年ということもありますので、オリンピック・パラリンピックが頂上を高くしてということに、これは関わってくると思います。裾野が広ければ広いほど、山は高くなりますので、そういう意気込みでしっかりと万般の施策を充実させてサポートしていけたらというふうに思っております。
 また、文化に関しては、私も子供の頃から、主に母親のおかげもあって、音楽には親しむ環境だったというふうに思っております。今でも仲間の先生方とバンドを組んだりもしておりますので、音楽については自分も愛好家の一人として、この限られた知見を活かせればというふうに思っておりますし、それ以外の文化全体についても、文化GDPという言葉が出てきておりますように、今後は日本の社会を考えていく上で、やはり物質的な豊かさというのはここまできておりますので、心といいますか、精神的な豊かさといったことを考える上で、この文化というものは、最も大事な位置を占めていると、そういうふうに思っております。正に、この伝統的な文化を守りながら、新しい文化をどう創造、これはクリエーティブの創造ですが、をしていくかということが大変大事な課題だと、こういうふうに思っておりますので、文化庁長官を先頭に、しっかりと施策をやってまいりたいと思います。また、著作権、昨日簡単に触れましたが、この文化を促進していく上でも、著作権というのは一つの大きな枠組みでございますので、これの見直しをしていこうということで、党でも検討を重ねてまいりましたので、これをしっかりと形にしていくということも、議員立法ということも選択肢にはあろうかと思いますけれども、政府としても、しっかりと審議会の答申を受けて、これを閣法としてやっていくという作業をしっかりと進めていければと、そういうふうに思っております。

記者)
 先ほど大臣は、音楽・文化、著作権ということに触れられましたが、今、文化庁の方では、音楽教室についての著作権料と言いますか、そういったところでお金を徴取するかどうかの問題が発生しているのですけれども、大臣としてのお考えはどうか、教えてください。

大臣)
 著作権の問題について、音楽教室というイシューがあるというふうに承知をしております。これは音楽教室というのは、いわゆる営利を目的とする会社形態でやっている場合ということが一般的だと思いますけれども、そういう場合は、我々が小学校、中学校で音楽を習うということとは、少し性格を異にするのかなというふうにも思っておりますので、そこをきちんと着目しながら、しっかりと一定の線引きというのはやっていく必要があると、そういうふうに思っております。

記者)
 また加計学園のお話で恐縮ですが、昨日から国民の信頼を取り戻すと、そのためにしっかりと説明をすることを繰り返し強調されていますけれども、現時点で、何かこういう形で信頼を取り戻すという、具体的なイメージというのはありますか。国会の場でというのは当然あると思うのですが、それ以外で説明するなど、お考えというのは何かありますか。

大臣)
 それは今からしっかりと考えていきたいと思って、やり方については、まずは自分自身でこの問題をもう一度しっかりと説明を聞きながら、自分自身でまず把握をすることがまずあろうかと、こういうふうに思っております。その上で、どうやれば更に理解が深まっていくのかということを考えていければと、そういうふうに思っております。

記者)
 今の質問と重なる部分もあるのですけれども、今回の改造で、文科大臣はかなり注目されたポストでありました。渦中のポストであったわけですけれども、やっぱりそこに対して大臣を代えるということで、野党などからは、やはりこれで幕引きを図ろうとして、それで改造で幕引きとなるのかというような批判の声も出ています。こうした中での新しいポストに就かれたこと、それから、これまでの国会の審議なども御覧になっていた印象も踏まえて、どうこれを幕引きと言いますか、収束と言いましょうか、取りまとめていく方向性として、どんなイメージをお持ちかをお聞かせいただけるでしょうか。

大臣)
 幕引きという言葉の意味がどういう意味なのかということもよく分かりませんが、私としては、やはり文部科学行政に対する信頼、こういうものを回復する、これがまずなければいけないと思っております。その上で、加計学園に関して、先ほどの御質問と同じことになるかもしれませんが、まずは自分自身でしっかりともう一度、この経緯そのものを把握した上で、その上で、どういう説明の仕方が更にあるのかということを考えてまいりたい、そういうことを通じて、少しずつ失われた信頼を取り戻していければと、そういうふうに考えております。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成29年08月 --