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馳浩文部科学大臣記者会見録(平成28年3月8日)

平成28年3月8日(火曜日)
教育、スポーツ、その他

キーワード

文部科学省のネクタイ・スカーフ、G7倉敷子供サミット、聖火台、教科書採択

馳浩文部科学大臣記者会見映像版

平成28年3月8日(火曜日)に行われた、馳浩文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成28年3月8日馳浩文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

馳浩文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 冒頭、2点申し上げたいと思います。
 文部科学省で、ネクタイと女性用のスカーフを作りました。
 前々から、実は海外に参りましたときや、外交的にもお土産にそれぞれ工芸品などを使っていましたが、大体5,000円前後でお土産等を用意しておりました。文部科学省のネクタイやスカーフですと、男性、女性に外交上に使うのが一つの目標で用意しました。あとは、職員の皆さんに発信力と求心力というか、何か式典とか、ちょっとしたことがあったときにネクタイをしていただければありがたいと思います。1本5,000円、スカーフ1枚5,000円です。
 もう一点報告いたします。G7倉敷こどもサミットに行ってまいりました。皆様のもとにも資料はお届けしてあると思います。
 5月に、G7教育大臣会合を開催させていただき、成果文書を取りまとめたいと思っていますが、先般のこどもサミットでまとめていただいた文書もいただいていりますので、やはり参考にさせていただきたいと思っています。
 町並みも拝見いたしましたし、会場となる施設も拝見いたしました。教育大臣会合を行うにふさわしい、倉敷市民、また岡山県民の後ろ支え、御理解をいただいているなと非常に感謝しておりますし、伊東香織市長にも御案内いただきました。こちらにおいて、こどもサミットでも冒頭で私、御挨拶申し上げましたが、倉敷で開催する意義と、G7の教育大臣会合で成果文書を取りまとめて発信する意味と、このようなことに皆さんにも御理解をいただきたいと思っています。

記者)
 国立競技場の聖火台の問題に関して、森会長が講演で、組織委員会ばかり悪者にされる、一番悪いのは馳大臣であり文部科学省である、という発言をしたという報道がありましたが、これについて御見解をお願いします。

大臣)
 正確に言うと、「悪いのは馳浩だ」と言ったらしいではないですか。呼び捨てにされたのです、私は。
 愛の鞭だと思っておりますが、表現ぶりは非常に森会長らしいということは置いておいても、これは真剣に我々、調整会議で協議をすべき課題であります。ちょうど同じく、今の時間帯で遠藤大臣から調整会議で検討ワーキンググループを作るということで、そのメンバーが今発表されていると思います。幾つかの条件がありますので、その条件に基づいて、まさしくオリンピックの開会式、閉会式、パラリンピックの開会式、閉会式、しっかりと聖火台をオリンピックの象徴として使い、終わった後、レガシーとして残すことが大事です。
 当然、目の前の話を言いますが、やはり財源をどうするか、デザインをどうするか、どこに置くか、粗々のことはやはり決めておく必要があるだろうと思います。しかし、毎回オリンピック・パラリンピックにおいては、演出はトップシークレットであります。この点、IOCの了解を得ることにもなっていますので、100パーセント今回の遠藤大臣のチームで決めるわけではありませんが、粗々のことについては、お互いの立場で協議をし、決めていきましょうということです。
 したがって、森会長が激怒したのはこういうことなのです。JSCは持ち主、運営をするのは組織委員会、そうですよね。事務方でどうしようと話をしていたから、そのレベルの話ではないだろうと、ちゃんと上に上げろと、トップレベルで情報共有してやるべきではないのかと、そこを一番怒っているわけです。JSCの所管は私でありますので、おまえが悪いとおっしゃられれば、そのとおりでありますという話でありまして、調整会議をいいタイミングで開いていただいたと思っています。
 小ネタを一つ申し上げれば、長野オリンピックのときには、ありがたくも東京ガスが全部面倒を見てくださいました。本当に感謝しています。多分、公式スポンサーとして、財源も面倒を見ていただいたと思っています。
 これはIOCのルールの中に、持続可能性のある燃料やデザインという項目がありまして、それに合致した企業ということで東京ガスさんが面倒を見てくださいました。
 したがって、我々、2020年のオリンピックは世界があっと驚くようなイノベーションも発信したいと思っております。そのことを考えると、我こそはという企業の方々にはそれぞれ提案をいただければありがたいと思いますし、そういう意味も含めて、今の段階において、トップレベルで調整会議で協議をする必要がある案件だったということです。

記者)
 先ほどのネクタイの件ですが、これは大臣の発案なのでしょうか。

大臣)
 そのとおりです。
 デザインは幾つかある中から選んで、一応、私にはあまりふさわしくないかもしれませんが、藍色ですね、青ではなくて藍色。文部科学省ですので、知性を、インテリジェンスを表現する、この藍色です。この色で幾つかあるデザインの中から選んで、この羅針盤のロゴマークも下の方に入れさせていただきました。スカーフの方も、ちらりと入っています。

記者)
 それは国際的なシンポジウムや式典で、大臣や文科省の皆さんがそれをつけていく、あるいはお土産として、海外に行ったときに渡すという対応をされるのですか。

大臣)
 多分、規模にもよると思います。例えば、皇室がいらっしゃるときにしていくのはどうかと私も思いますし、逆に、文部科学省として、あるいは文化庁、スポーツ庁として、きちんとした会合のときには、みんなそろえているといいのかなと。今日は無理に皆さんにネクタイを締めてこいと、何か体育会みたいになってしまって。そんな感じです。

記者)
 新国立競技場の聖火台の関係で、森会長が昨日、TBSのインタビューに応じてくださいまして、まだ怒っていました。

大臣)
 それはTBSがあおったのではないですか。

記者)
 いえ、正式に答えたいと言ってくださって、土曜日だけではなくて昨日も怒っていて、やはりJSCが国からの要望がなかったため全く頭になかったということについて、B案の方には聖火台のことが盛り込まれていたから納得がいかないのだと。今になって、聖火台は後で考えればいいというのは、JSCの諸君たちの極めて卑劣な言い逃れだと思うと言われていました。

大臣)
 そっくりそのまま受けとめて、対応したいと思います。

記者)
 わだかまりが続いてしまうことになりませんか。

大臣)
 全くありません。根に持つような方ではありません。調整会議をする際にも、そのことについて本当に怒っておられました。私と遠藤大臣と、そして森会長の3人でけしからんなと、馳君もしっかりJSCを指導しなさいと。おっしゃるとおりです。と同時に、これからどうするか、ちゃんと責任者を決めてやりましょうということで、繰り返しになりますが、今日に至っています。よく分かっています。

記者)
 教科書会社が検定中の教科書を教員らに見せて、謝礼を渡していた問題について、既に教科書会社は文科省に調査結果を報告していて、謝礼を渡した先に、教育委員会の課長や指導主事が含まれていたということが明らかになっています。そのような立場の方は教員を指導するという側面もありますし、あるいは教科書選定の採択の実務に携わることもありますが、このような方々が関わっていたことへの受けとめと、今後の対応について伺えればと思います。

大臣)
 実は、全ての詳細は今、各都道府県の教育委員会からいただいている最中でありますので、最終的な取りまとめと確認を私はまだしておりません。今月中にいたします。そして公表もします。もちろん、公表といってもあまり個人名が特定されるようなことはあってはなりませんが、各都道府県の教育委員会において、どう処分をしたか、どういう事案であったか、報告が上がってきたら概要についてはちゃんと報告いたします。これが1点目。
 と同時に、教職員も駄目です、もちろん。教育委員会の幹部、課長レベルとなれば余計に駄目です。したがって、渡した教科書会社に対しても、この間も厳しく申し上げましたし、同時に教育委員会の職員自らが、自らの職務を何と心得ていたのか、法令に基づいて教科書選定が公平公正に行わなければいけないし、ましてや教科書は公的資金が投入されている重要な教材であるということを考えれば、私は一教職員が受け取っていたことと意味合いは違うと認識しています。
 いずれにせよ、最終報告が上がってきた段階において、もう一回聞いてください。今、私が言えるのはここまでです。

記者)
 大阪市の教育委員会が昨年度の中学校の社会科の教科書採択の際に、展示場で無記名のアンケートをして、その中で、育鵬社版について同一人物が何枚も支持するようなものを書いたと見られるアンケートが多数出てきたり、あるいは育鵬社の社員が支持が多ければ採択の可能性が高くなると、ある会社側に伝えて、それで従業員がアンケート用紙をたくさん持ち帰って記入したというような疑いが出ています。大阪市議会の方も、これについては市長に調査をしてくださいというお願いもしているようなのですが、大臣の受けとめと、アンケートはそもそも性善説でやっているものだと思うのですが、それをこのように利用されてしまったことについて、どのように考えるか、お聞かせください。

大臣)
 報道については承知をしておりますが、文部科学省として詳細な事実関係は把握していません。その上で、一般論として申し上げれば、教科書採択は採択権限を有する教育委員会等の判断と責任により、綿密な調査研究を経て行われるべきものであり、アンケート結果などのみによって左右されるべきものではありません。その意味で、今回の件が採択結果に不当な影響を及ぼし得たとまでは考えておりません。
 ただ、報道にある育鵬社の社員が行った、アンケートに関する働きかけともとられかねない行為については、採択への疑念を生じさせかねない軽率な行為であったと言わざるを得ません。育鵬社に対しては猛省を促したいと思います。
 いずれにしても本件は、一義的には採択権者である大阪市教育委員会において対応されるべきものと認識をしていますが、教育委員会から協力の申出などがあれば、必要に応じて、育鵬社に対する事実関係の確認など、必要な対応をとることとしたいと思います。

記者)
 今日、閣議でTPP関連法案が提出されました。その中に、文科省関係では著作権法案の改正が含まれております。今回の中で注目されたのは、著作権侵害に対して非親告罪を導入するということに関して、いろいろ議論があった中で、最終的には同人誌の制作とか、コスプレとか、二次創作に配慮する形で適用させないという仕組みになりましたが、改めて、なぜこうしたのか、その意図ですね、大臣からお考え等をお聞かせいただけますでしょうか。

大臣)
 大変申し訳ないのですが、本日の午後1時から、法案関係の省庁出席の下で、内閣官房TPP政府対策本部がブリーフィングを行う予定となっております。
 大変申し訳ありませんが、やはり統一して内閣官房において対応いただく方がいいので、そのブリーフィングをした後に、私も記者会見などで、またきめ細かく対応したいと思いますので、それを待ってということで、よろしくお願いいたします。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成28年03月 --