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馳浩文部科学大臣記者会見録(平成27年10月9日)

平成27年10月9日(金曜日)
教育、スポーツ、その他

キーワード

大臣補佐官、野球賭博、国立大学法人等の組織等の見直しの通知

馳浩文部科学大臣記者会見映像版

平成27年10月9日(金曜日)に行われた、馳浩文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成27年10月9日馳浩文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

馳浩文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 冒頭発言は特にございません。

記者)
 人事についてお伺いしたいんですが、前下村大臣は大臣補佐官を置かれていましたけれども、馳大臣は検討はされるのでしょうか。

大臣)
 検討中です。

記者)
 鈴木寛前補佐官を、例えば今後検討される中で候補として入る予定というのはあるのでしょうか。

大臣)
 鈴木寛さんは、私も自由民主党の一員として、民主党政権のときに副大臣として、大変に論戦のすばらしい好敵手として高く高く高く評価しておりました。
 補佐官として、鈴木さんもやりづらかったと思うんです。そもそも自分が副大臣であったときに、下村さんや馳や松野さんらに、随分と論争した相手の下で政策の一貫性ということからすると、やりづらかったと思います。そんな中で下村さんと足並みをそろえるということは、当然、我が党とも足並みをそろえるということと同じ意味でありますから、仕事をされてきたということについて高く評価しております。
 ただし、私は今、大臣を拝命したばかりで、鈴木補佐官がどのような役割をして、同時に文部科学省チームとして、官僚の土屋次官はじめ、藤原官房長、各局長と、どのような意思疎通を図っていたのかということがまだ見えていないので、まずは下村大臣の下で補佐官制度を進められた実態、実情を直接、まず下村さんから昨日聞きました。その上で鈴木さんからも是非お伺いしたいと思っています。
 また、その様子を、下村大臣と鈴木補佐官のコンビを事務次官はじめ、各局長が、特に官房長がどう見ていたかということも聞いた上で、最終的に判断します。これが検討中という意味です。

記者)
 大臣補佐官の件で、鈴木寛さんのことをお話しされましたが、鈴木寛さん以外で特定の、意中の方といいますか、具体的に候補として名前が挙がっている方はいらっしゃるでしょうか。御自分の中で。

大臣)
 大事なことは、補佐官はそもそも何をすべきかということです。
 私は大臣として、まず下村メソッド67項目を引き継ぎます、踏襲します。
 その進め方、あるいは更にそれにプラスアルファについては、今後、十分に勉強し、検討し、党とも、またいろいろな有識者の御意見も聞きながら考えていきますが、その上で私にとって、よりふさわしいパートナーがいるのかという上で名前が浮上してくると思っていますから、まず、やはり前任者の鈴木さんに敬意を持ってお話を伺う。昨日も下村さんからお伺いしましたから。
 また、官僚の皆さん方がどのように見ていたのかという、本音のところを聞かないといけないなと思っています。

記者)
 野球賭博について、大臣の御感想と、文部科学省としてどう対応したのか。
 野球は2020年の東京オリンピックの追加種目候補に選ばれたばかりですが、そのオリンピックへの影響について、どうお考えかをお聞かせください。

大臣)
 野球賭博というのは、適法なのですか。

記者)
 野球協約では、プロ野球選手がすることは禁じられています。

大臣)
 我が国は法治国家ですから、野球賭博とは何ぞやということをまず踏まえて、私は全く、報道では知っていましたけれども、そもそも野球賭博がどのように、どこを拠点に、どういう手法でされて、誰かが利益を上げて、誰かが損をしてということについて、実態を正直よく知りませんでしたが、基本的には違法だと思います。
 そして、日本プロ野球機構、その下でオーナーが12球団を運営しているという、こういう組織の中で、そもそもスポーツ、プロ、アマを問わず、不正とか八百長という言葉を使っていいのかな、してはいけないというのが、そもそもフェアプレーの精神であり、ましてや、選手自らが、そういったことに加担、関与していたということは、スポーツの原理原則からいって、まず言語道断です。これが1点目。
 2点目は、日本プロ野球機構、そしてオーナー会議、各球団がある中で、その組織の中においてルールがあるはずです。そのルールに基づいて調査、報告、そして組織の中において最終的にはやはり、処分という表現を私はしていいか分からないですが、やはり何らかの処分がなされるということ、そのことが、日本プロ野球機構や、またマスコミの皆さんによって、いろいろなコメントを持って、国民に多く伝わることが必要だと思っています。これが2点目。
 3点目は、オリンピックにとって極めてマイナスです。間違いありません。特に私はオリンピックの招致活動にずっと携わっている中で、スポーツの持つインティグリティー、英語は私は得意じゃないのですが、高潔性というスポーツのインティグリティーが、IOCにおきましても、世界のスポーツ界、スポーツアコードの現場などにおいても、これをやはり高めていこうよと、青少年にとってもスポーツの高潔性、インティグリティーを高めていこうという方針があったのを、よく肌で感じています。日本は大丈夫だよねというふうにも、IOCの皆さんとの懇談でも、非常に日本人の性格からして、ましてや、招致の最終プレゼンのときにも、鈴木大地、今はスポーツ庁長官ですが、当時は日本水泳連盟の会長としてアンチドーピングの話を振られたときに、日本人は体質的にそんなずるをすることは嫌いなんです、しないのですという、非常にいいコメントを出していただきました。
 という、皆さんも私も理解しているような日本人の性質からして、野球賭博に選手自らが関わっていた、このダメージははかり知れないほど大きいですよ。世界的に見てということです。
 国内においてもそうです。かつての黒い霧事件の頃、私はまだ小さかったので覚えていませんが、しかし、黒い霧事件という言葉はよくわかっています。
 こういうことを踏まえて、私はまず日本プロ野球機構が、自らの責任の範囲内において対応していただきたいと思います。
 そして、せっかくスポーツ庁ができたわけですから、少なくともどういう状況だったかという報告は上げてほしいと思いますが、ただ、スポーツ庁と日本プロ野球機構の関係性において、どこまでの権限があるのかどうかということは、私は今そこまで把握をしておりませんので、でも、スポーツ庁ができたときには、まさしくこういう問題も含めて政策として把握すべきだと思いますので、その辺はちょっと私、言葉がすぎるかもしれませんが、少なくとも日本プロ野球機構からスポーツ庁の長官に報告ぐらいは上がってくるだろうなと思っています。

記者)
 6月に文部科学省から国立大学法人等の組織など業務全般の見直しについての通知がありまして、人文社会科学系の学部の廃止を求めているという錯覚が広がっていて、下村前大臣からは、撤回、再通知の予定はないとありましたけれども、大臣はいかがお考えでしょうか。

大臣)
 通知の文書を、党にもおりましたので見ておりましたが、国語力の問題だと思います。要は単文と複文とをごっちゃにして書くとああいう文章になるのです。私が国語の教員だったとしたら、あの文章には32点ぐらいしかつけられないですね。
 したがって、そもそもその趣旨はそうではありませんということは、既に下村前大臣から皆さんにも説明しておられると思います。今後、やはり通知を受け取る人の立場に立って、できたら単文をつなげて書いた方がより分かりやすいと思います。
 私も20年、国会議員をさせていただいていて、行政通知文書の分かりづらさに、何度も何度も読み直すことがありますが、今回の問題はまさしく誤解を与えたことは本当に申し訳ないと思いますし、ただ、内容は撤回しません。なぜかというと、本来の趣旨はこういうことですということですから、それについては下村前大臣から説明したとおりであります。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成27年10月 --