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下村博文文部科学大臣記者会見録(平成27年4月28日)

平成27年4月28日(火曜日)
教育、その他

キーワード

トルコ・フランスへの出張について、全国学力・学習状況調査、国立大学の卒業式や入学式での国旗掲揚・国歌斉唱

下村博文文部科学大臣記者会見映像版

平成27年4月28日(火曜日)に行われた、下村博文文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成27年4月28日下村博文文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

下村博文文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 冒頭、発言が1点あります。
 本日、4月28日から5月6日の予定で、トルコ・フランスを訪問いたします。
 まず、トルコでは、国家教育大臣、科学産業技術大臣、文化観光大臣等政府要人と会談し、2013年5月の日トルコ首脳会談時の合意に基づく「日トルコ科学技術大学」設立案件をはじめ、留学生や大学間交流の強化、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツ・文化交流等について意見交換等をいたします。
 フランスでは、国民教育・高等教育・研究省及び理工系を中心としたエリート養成で知られる高等教育機関のエコール・ポリテクニークを訪問いたしまして、現在検討を進めている「高大接続・大学入学制度改革」の参考とするため、フランスのバカロレア制度やグランゼコールの入試について、意見交換等を行います。
 また、4月16日に、都市・青少年・スポーツ大臣と私が署名した日仏間のスポーツ分野に関する協力覚書を踏まえ、シュバイツァー外相特別代表とも会談し、両国間のスポーツ協力を更に強固なものにするための意見交換を行います。
 さらに、政府要人等との会談を通じ、我が国喫緊の課題である廃炉対策を推進するため、4月に設置された廃炉国際共同研究センターに原子力先進国であるフランスからトップレベルの研究者の参画をいただくための協力要請等を行います。
 また、OECDのグリア事務総長をはじめ、OECDの方々とも意見交換をする予定でございます。
 以上です。

記者)
 全国学力・学習状況調査で、大阪府内の一部の公立中3年生が理科の出題範囲の一部を履修漏れのまま受けていた問題では、約2,200人の生徒に影響が出ているとみられます。学習指導要領に反する事態とも言えますが、補習の実施など今後大阪府教育委員会などに対し、具体的な指導をされるお考えがありましたらお願いします。

大臣)
 御指摘のように、21日に実施された全国学力・学習状況調査の理科の出題内容に対し、大阪府内の中学校において、学校で指導していない内容が含まれていたとの報告がありました。
 報告を受けている範囲では、当該学校においては、学習指導要領上、本来第2学年で指導すべき内容を指導していなかったために、こうした事態が生じたものと承知をしております。
 文科省としては、これまで毎年、様々な会議等を通じ、学習指導要領を着実に実施するよう指導してきたにもかかわらず、このような事態があったことは誠に遺憾であります。
 現在、大阪府、大阪市、堺市の各教育委員会に対しては、指導状況等の詳細について確認しているところであり、その内容を踏まえた上で、それぞれの教育委員会には、指導がなされていなかった生徒に対して補習を実施するなど、適切な対応がなされるよう指導するとともに、学習指導要領に基づく適切な指導がなされるよう強く指導していきたいと思います。

記者)
 国立大学の国旗掲揚・国歌斉唱の要請に対して、現場の教授など、いろいろな不安をお持ちの方が国会に要請を求めるような動きが出てきそうなのですが、大臣としては、恐らく強制ではないから問題ないというお話だったと思うのですけれども、大臣が思っている以上に現場はかなり不安に感じているのであれば、少しその辺も踏まえて今後考え直してみようかなというお考えはありますでしょうか。

大臣)
 そういう声はまだ来ていないので、ちょっとコメントしようがないと思います。

記者)
 もし今後、そうした現場からの声が出てきた場合は、どのように対応していきたいとお考えでしょうか。

大臣)
 これは今までも繰り返して申し上げていますけれども、要請したら国立大学が必ずそうしなければならないということではありませんし、そもそも文書で出すつもりはないわけであります。
 国立大学の学長会議が6月に開かれると聞いておりますので、その場で口頭で申し上げたいと思っていますが、過剰な反応をするようなことではないと私は思います。

記者)
 学問の自由の観点でもそうですけれども、もう一点、グローバル化に対応していく中で、各自がそれぞれ自由にやるのはともかくとして、強制というのは何となくグローバル化という中でも逆行しているのではないかという意見があるようですが、いかがでしょうか。

大臣)
 それは逆なのではないかと思います。
 国際会議なり、国際の場へ行かれたときに思うことだと思うのですが、ほかの国では、自分の国旗や国歌を大切にするということは、ある意味では国際常識だと思います。ですから、自国だけでなく他国の国旗や国歌に対して敬意をはらうということは、国際社会の中では当たり前のことであって、そのときに逆に無視していたりすると、海外的な感覚でいえば失礼だと思われるようなことは多々あるわけですから、それを大学の入学式・卒業式でやるかどうかは別にして、国旗・国歌については、世界ではそういう思いを持っているのが一般的だということだと思います。
 ですから、グローバル化に矛盾するということでは全くなくて、逆に真の国際人として活躍をするためには、学生の皆さんもこれから留学の機会も多いでしょうから、世界常識も十分理解をしておくという必要はあるのではないかと思います。

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成27年04月 --