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高井美穂文部科学副大臣記者会見録(平成24年9月27日)

平成24年9月27日(木曜日)
教育、その他

キーワード

ウクライナ・キエフ出張、中央大学附属中学校の入学に関する問題

高井美穂文部科学副大臣記者会見映像版

平成24年9月27日(木曜日)に行われた、高井文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年9月27日高井美穂文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

高井美穂文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
 先週、ウクライナ・キエフに出張して参りました。今回の訪問でウクライナの教育科学スポーツ青年省というところと教育分野におけるその覚書に署名をして参りまして、先方はスリマ第一副大臣という副大臣の筆頭に当たる方ですけれども、その方と会談をしまして、メモランダム(覚書)に調印をして、これからちょうど国交20周年になりますので、いろいろな意味で教育関係の交流を深めていこうという意見交換をさせていただきました。その後、キエフ工科大学において、日本の大学改革の動向に関する講演ということで、1時間弱の時間を頂戴して、こちらから今の動向等をお話させていただいて、それからキエフ工科大学とキエフ国立大学というところの両方の学長や学校関係者の皆さんと意見交換を行って参りました。
 この覚書の中身としては、文部科学省が外国の省庁と結んだ覚書としては10か国目というふうになります。スリマ第一副大臣との会談の中では、ウクライナと日本の留学生交流をこれからも盛んにやっていきたいと、数を増やしていきたいという話や、その他、科学技術のいろんな共同研究であったり、是非、両省間でいろいろと情報交換をしっかり含め、協力関係を築いていきたいというような、いろいろと細やかな御提案もございました。私も初めて、あんまり私海外に出てないので、すごく久しぶりに、5年ぶりぐらいの海外出張だったんですけれど、東欧諸国の中でも日本語教育がとても盛んで、親日国であるというのをすごく感じまして、ウクライナに日本語センターがあり、そこら辺を視察をさせてもらったんですが、それに加えて原子力発電所事故ということがありまして、日本からも議員を含め議長もウクライナを昨年から今日にかけて訪問するということがございましたので、震災からの復興を目指すという点や今後の事故を共有するという点からも、非常に私は有効な重要な意味を有していると思います。
 お互いにいろいろと学長や政府関係者も含めて、向こうのスポーツ青年省関係者も含めていろいろ意見交換させていただく中で、高等分野における国際化に積極的に取り組んでいこうという、いろんな強い気持ちや我々に対するシンパシーなどを強く感じましたので、今後とも両国の関係の深化に向けて努力していきたいと思っているところです。私の方からは以上です。

記者)
 昨日なんですけれども、中央大学の附属校、横浜山手中学校で不正入試が行われたという問題が取り沙汰されました。理事長が中学の受験に対して、裏口入学といえるような形で働きかけを行ったという問題だったのですが、その部分についての所見と、あと今回の問題では、これまでのいじめ問題にも言えることなんですが、私立ということで、神奈川県も積極的な働きかけ等ができないような現状がある、「公正な入試をしてください」という要請しかできないというような立場があったりだとか、また神奈川県もその結果を文科省に報告をするシステムはないということで、していなかったというような話もあるようなんですけれども、そういった部分について、どのようにお考えかと、この二つをお願いできますでしょうか。

副大臣)
 昨日、記者会見があって、皆さんにも経緯というか事実関係について御報告があったというふうに聞いております。うちの文科省の方からも、まず今あるところまで確認をしたところ、事実関係は皆様の御承知の事実のとおりというふうに聞きました。大変お粗末なことでありまして、そもそも私立だからなかなか管理できないというよりも、やはりこれは適正な受験をきちんとやっていかなくてはいけないことで、当然のことでしっかりやってほしいということです。私学は学内自治ということもありますけれども、やっぱりこうした受験生の平等性ということや、またこういう形での不正な取扱いというのはそもそもあってはならないことで、指導という以前の問題で、こういうことはないようにきちんとやるべきというのがそもそもだと思います。これから学校法人の対応状況については、学校法人としては第三者委員会を設置して検証したということと、9月24日の理事会で理事長の報酬30パーセント、総長の報酬10パーセントを返納するということを決定したと、あと中学校長処分については今後検討する予定であるということ、それから再発防止等も現在検討中であるということなどについて説明を受けておりますが、この件について、引き続きしっかり総括というか反省も含め、きちんとした形で報告を受けたいと思っております。
 正に今、高大接続のことも含めて、これは中学の入試の話でありますが、入試そのものは学校教育の根幹に関わる部分でありますし、本来不合格であったと、得点が足らなかったという方が合格をしてしまって、その後合格を取り消すという、受験生の方にとっては大変気の毒かつお粗末な混乱があったということは本当に遺憾です。あってはならないと思います。学校法人に対しては受験生に対する教育的な配慮をしっかり最優先に、いろんな人権的なことも含めてきちんと対応してほしいということを要請しているところですけれど、この件に関しては、引き続きしっかり報告を受けて適切に対処していきたいというふうに思っています。

記者)
 この件に対して、まずは一義的に神奈川県の対応という形になるとは思うんですけれども、文科省として、今回この問題に対して、例えば担当者の呼び出し含めて、今後の対応として予定は何かありますでしょうか。

副大臣)
 もちろん結論というかしっかり今検討中だということ、その校長先生の処分とそれから生徒に対していろいろと話をしているということですので、これについてはできるだけ早く報告を受けたいと思っております。これはしっかり総括が出来次第報告するようにということはこちらから申し上げたいと思います。

(了)

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成24年09月 --