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平野博文文部科学大臣記者会見録(平成24年9月14日)

平成24年9月14日(金曜日)
教育、科学技術・学術、文化

キーワード

相模原市視察報告(JAXA、フィルムセンター等)、もんじゅ、児童生徒問題行動調査の実態把握

平野博文文部科学大臣記者会見映像版

平成24年9月14日(金曜日)に行われた、平野博文文部科学大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年9月14日平野博文文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

平野博文文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 私の方から、9月の12日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス、近代美術館のフィルムセンター相模原分館の方に視察に行きました。大きな理由は二つございます。一つはJAXAの方であそこは、はやぶさの次の「はやぶさ2」の準備を今進めておるわけでございます。特にイオンエンジンの開発、あるいは月の惑星探査ローバー等々宇宙科学・宇宙探査に関する研究開発についての実情を把握したいということで行ってまいりました。特に「はやぶさ2」につきましては平成26年度の打上げ実現に向けて私としても引き続き努力をしていきたいと、かように思っております。特にはやぶさの問題点、課題等々十分に精査をし、「はやぶさ2」の新たな使命を明確にして、国民の皆さんの理解を得ながらこの実現に向けてやっていきたいと、かように思っております。特に惑星の出来上がってきた経過とかあるいはその有機物の探索など新たなミッションがあるというふうに思っていますから、大事なプロジェクトであると、こういう認識に立っております。
 今一つは、隣にあります近代美術館フィルムセンターの中の収蔵施設を見させてもらいました。大体5度ぐらいの環境の中でのフィルムの保管をしていると、こういう現実で、私は現存のフィルムを残しておくということは大事だと、かように思っておりまして、一方その中に映写室と言うんでしょうか、約200席ぐらいの映写室がございますから、もっとこれは地元に開放すべきであると、学校関係者、社会教育という観点からも開放すべきであると、こんな思いで現状どうなっているかということを見させてもらって、そのあと相模原市、加山市長にお会いをしました。分館については開放すると、したがって相模原市においても、そういう社会教育・学校教育の中の一環としてお使いいただきたいということを申し述べたところでございます。加えて、今私ずっと首長、教育長に会えば必ずいっておりますが、いじめ対策についてもしっかりやっていただくようにと、こういう御要請をしてきたところでございます。とりあえず私は出張報告だけをまず冒頭申し上げておきたいと思います。私の方から以上でございます。

記者)
 一部報道などで、今日にもエネルギー・環境会議で革新的エネルギーの環境戦略がまとまると。その中で「もんじゅ」の廃炉となる方針が盛り込まれるというようなことが報じられています。また昨日も、福井県の西川知事を訪問した神本政務官らも知事に対して「研究が進めば廃炉にする方針」だというような内容の発言もなさっていますが、その事実関係と所見はいかがかどうかお聞かせ願えますでしょうか。

大臣)
 廃炉がありきという話をしているわけではありません。これは私国会でも、また報道の皆さんの前でも発言をしてまいりましたが、「もんじゅ」の在り方、あるいは核燃料サイクルの在り方については、基本的にはエネルギー・環境会議で方針を決めていきます。その方針の結果に基づいて「もんじゅ」の所管としてはそれに対処しますというのが私一貫して言ってきたことでございます。今一つでは、原発の方針について今最終どうするかと、やっぱり原発を減らしていくと、いつまでにどうするか、このことについては党からの提言は政府に頂いていることは事実でございます。その上で核燃料サイクルの問題についてこれは国際的な関係においてどうなのかと、あるいは六ケ所・福井を含めて地元の自治体との今日までの信頼関係の中でどういうふうにやってきたのか、今後どういうふうにやっていくのか、そういうことを総合的に勘案した上でどうなのかということを考えなければならないと、こういうふうに思っています。そういう中で、私どもの所管の「もんじゅ」につきましては、高速増殖炉ということで研究開発を今日までやってまいりました。このことにつきましては、原子力政策の方向性が出た暁には、その方向性に沿った部分をどうするかという議論と、もう一つは今日までやってまいりました「もんじゅ」の研究開発における成果をどういうふうに刈り取っていくのか、このことも非常に大事な仕事だと思っております。じゃあどのような研究開発の成果を取るのかということでありますが、一つには核燃料サイクル、増殖炉としての今日までの成果と。あるいは「もんじゅ」の原型炉を使ってやってきた研究開発の中に、大きな部分としては使用済燃料の後処理として、資源としてどういうふうに活用できるかという研究開発、今一つは無毒化をしていくという、こういう格好での研究開発というのは非常に私は効果があるというふうに思っていますし、これは世界の各国においても非常に注視をしているテーマでもありますから、そういう観点での研究成果をどう導いていくかということがこれから求められていくんだろうというふうに思います。それを原子力政策の今後の方向付けと同時に、「もんじゅ」の在り方というのはそういう観点で私は対処していかなければならないというふうに思っております。したがって、廃炉にするとかそういう議論がマスコミ等々で少し出ているように聞きますが、それは少し全く違っているというふうに私自身は現時点ではそう思っております。

記者)
 いじめについて、問題行動調査の関連で昨日副大臣の会見の中でも、よりその自殺の部分で背景を把握できるのは、生々しい実態をもっと把握できる調査に変えていかなければならないということをおっしゃっていたんですが、これはいわばその問題行動調査で来年以降は自殺統計を外すということなのか、あるいは実態をより把握できる調査としてどういったものを今後検討されていくかということを教えていただけますか。

大臣)
 いろんな要因があるんだろうと思いますが、今日の新聞に自殺の調査発表については廃止みたいな記事がちらっと出ていましたが、そういうことではありません。より実態と整合性の取れた調査にしなければならないと、こういうことですから、問題行動調査についてのより実態把握ができ得る部分についてどうなのかということもしっかり検討すると、こういう部分を含めて多分副大臣がそういう発言をされたのかなと思っておりますし、これはこれから検討していきたいと思っています。ただ前々から警察の統計データと文科省のデータが年度と年内との違いで少しミスマッチになっている、実態が整合性取れない、こういうところもあるものですから、そんなところも合わせて今申し上げたような観点で検討すると、こういうふうに理解を頂けたら結構かと思います。 

(了)

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大臣官房総務課広報室