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高井美穂文部科学副大臣記者会見録(平成24年9月6日)

平成24年9月6日(木曜日)
教育

キーワード

教職員配置等の適正化、「いじめ、学校安全等に関する総合的取組方針」、札幌市中学生自殺

高井美穂文部科学副大臣記者会見映像版

平成24年9月6日(木曜日)に行われた、高井文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年9月6日高井美穂文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

高井美穂文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
 公立義務教育諸学校の学級規模及び教職員配置の適正化に関する検討会議というものの報告を先ほど副主査の小川正人先生からいただきました。公立小中学校の少人数学級の推進などの教職員定数の改善に関しては、本年の2月から有識者会議において議論を丁寧にやっていただいて、今後の方針を尊重していただいてまいりましたが、報告書としてまとまったということで、概算要求に向けて頑張りたいというふうに思っています。やっぱり先々何年か見越してこの計画的な定数改善をするということに対して、現場からも大変要望も多かったわけですし、第2期教育振興基本計画の期間の25年度から29年度というふうに、合わせて5年間の定数改善計画として財源にも配慮した上で枠組みを提示した、提言をいただいたということでありまして、是非その中で具体的にやっていけるように我々政府の方が今度提言をしっかりいただきましたので、それを見込んで概算要求につなげていくというふうに頑張りたいと思っております。

記者)
 昨日、いじめ問題に対して国がより関与を強めていくというような方針が打ち出されましたけど、この新たな方針で何を目指していくのかという部分を、副大臣からの御所見を伺えればと思います。

副大臣)
 昨日大臣からも、細かいことは役所の方からも説明があったと思いますけれども、今朝ほどの報道で札幌市の子どもの自殺の案件がございました。いじめ対策、ずっと昔から言われていることから根本的にあんまり変わってないんだろうと思うんですが、それでも、もっと関係者をどんどん投入して子どもの悲鳴をできるだけ吸い上げる環境を作るということがまずは第一で、その声に応じてできるだけの対応をするということが何よりも大事だと思っています。
 結局、学校現場で一義的にはしっかり対応していただく、そうしたらその一番接する人である教員がしっかりしている人でなくてはならないわけですし、これ一つが解決策っていうのは本当にないと思いますし、どこにでもいじめは起き得るものですから、100パーセントの回答ってなかなかないと思いますが、今の段階で考えられるだけの知恵を絞って、昨日方針として出させていただきました。第三者的な立場でのいろいろな支援ができる人を自治体ベースなのか教育委員会ベースなのか、いろんな選択肢の中でしっかり置くことができるようなことを応援するための予算措置であるとか、それだけではなくて、もちろん学校の通学路の安全や体育指導上の安全とか、いろんな意味で子どもの安全に関わることをしっかりいろんな方に関わってもらって、総力を上げてやっていこうという意思として出しましたので、細かい予算要求においては、恐らくこのあと概算要求の細かい説明があると思います。明日我々も記者会見やりますので、具体的な細かい施策については明日を待っていただければと思います。

記者)
 今の札幌市の中学生の自殺の件なんですが、市教委からも自殺のことを含めてどんな報告が文科省に入っているかというのが1点と、昨日あったいじめの総合対策が発表された日に自殺をしてしまったという、ショッキングなことなんですが、なかなか命が大事だと訴えても子どもたちにうまく届いていないんじゃないかという気もするんですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。

副大臣)
 今日、自殺対策の関係というかワーキングチームがこの後ございますけれども、日本は本当に子どもだけでなく自殺が多い国で、そういう意味ではいろんな対応が行き詰まり感もあるのかもしれませんし、いろんな要因が考えうると思います。特に夏休みが明けて間もないと、今の時期というのは、昔から児童・生徒にとって不安定な時期であり、危ないというふうに考えられてきました。特に中学校2年、14歳の夏っていうのは一番心身ともに子どもから大人に変わる時期で、不安定になると、その時に何かあったら学校に来なくなったりしてしまうということは、昔からこれも言われておりまして、とにかく中学校の思春期の不安定な時期、特にこの夏の時期、学校の先生方に対しても、現場の先生に対しても、丁寧な児童の気持ちの把握というか、今の状況の把握に努めてほしいということ、これもまたいろいろと働きかけをしたところでございます。
 この札幌の自殺事案はいじめられたというふうに遺書があったということで報道にも出ておりますが、その他にも報道があったのなかったの、少し今、現実こういう児童が死にたいと思う状況になっているということが確かに多いと思います。逆に今多い時期にこうしたいじめ対策、自殺対策ということでしっかり発表できたというのが、ある種全ての大人に対して注意喚起を促すという意味では、なんとか必要なことをしっかりやるんだというメッセージとして、タイミング的には今出したということは良かったのではないかと思うんですが、しかしそれの件と、実態をいかに減らしていくかというのはまた現実的な取組の中で丁寧にやっていかなければなりませんので、せっかく出したこの方針をしっかり魂を入れて実行していくために、予算措置、全体への注意喚起、我々の支援室の中でもできるだけちゃんと吸い上げる形で丁寧にアプローチしていきたいというふうに思っています。
 札幌市のこの事案に関してですが、報道であった事実は多分それが事実だろうと思います。学校の方では5日に保護者の方からもしっかり調べてほしいという要請があったということでありますので、学校の方で全校生徒を対象としたアンケートや、同じクラスの部活の生徒などからも聞き取りを実施したということを聞いております。それを記者会見を開催したということで、今6日になって市教委において臨時教育委員会というのを開催して今後の対応を協議しているということまで私達は聞いておりまして、要請があればできるだけのバックアップをしていこうと思っています。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成24年09月 --