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奥村展三文部科学副大臣記者会見録(平成24年9月26日)

平成24年9月26日(水曜日)
教育、科学技術・学術、スポーツ、その他

キーワード

はやぶさ2、ロンドンオリンピック検証チーム第1回会合、日中関係、領土問題についての教育、高速増殖原型炉もんじゅ

奥村展三文部科学副大臣記者会見映像版

平成24年9月26日(水曜日)に行われた、奥村文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年9月26日奥村展三文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

奥村展三文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
 よろしくお願いします。

記者)
 今日の午前中に、古川宇宙政策担当大臣がJAXAのつくば宇宙センターを視察しました。その後のぶら下がり取材で、文科省が概算要求している「はやぶさ2」について、宇宙政策委員会の中で方向性を議論していくという発言がありました。改めて文科省として2014年度の打ち上げは現時点で可能と見ていらっしゃるのか、またそれに向けた文科省としての取組はどのようなものをお考えなのか教えていただけないでしょうか。

副大臣)
 これは先刻の概算要求の時に大臣からもお話がございましたし、細部につきましては私の方からも多少御報告したと思いますが、文部科学省としましては26年度、打ち上げに成功したいということでですね、実現したいということで来年度の要求をしているわけでありますから、今年だけで見ますと60億ぐらい今日までの予算なんですが、あとまあざっと230億ぐらい要ると思うんですが、来年度それの半分ぐらいをですね、115億ぐらい概算要求をしたところでもございます。これはもう実現に向かってしっかりとやっていかなければなりませんし、我が省としましては科学的、あるいは技術的知見の獲得に貢献するということが基本の考えでございますので、国民の皆さんに自信やそして「はやぶさ」の時のように大きな希望を持って進めるということで、しっかりとこれについては文部科学省として取り組ませていただきたいというように思っているところでございます。

記者)
 昨日、文科省の中でロンドンオリンピックの検証チームの第1回会合を開かれたと思うんですけれども、終わった後のブリーフなどでは11月中にでも一つ何かしら提言というか、まとめられればというお話もあったんですけれども、副大臣として今回の検証チームで特にどういった点をしっかり検証してほしいとか、多分その先に東京オリンピックも見据えていらっしゃると思うんですけれども、どういった議論を期待されるかというのを教えていただけますでしょうか。

副大臣)
 ありがとうございます。これは先刻の取材も頂きましたように、タスクフォースのところで最終的に座長の方から、福田委員長の方からおまとめを頂いて近々にということで、昨日開催しました。それでやはり以前にも申し上げましたように、今回のロンドンオリンピックにおきましては史上初の38あるいはまた80種目における入賞者を出したということ、これはもう国民の皆さんの御声援あってこそ、そしてまたやはり選手自身が常にチャレンジ精神をもってしっかりとその目標に向かって頑張ってくれた、その成果だというように思います。ですから、競技団体もしっかりそれをサポートし、そしてあらゆる団体もサポートしていただいたお陰だということで、ああいう結果が出たと思います。ですから是非ですね、私はこの検証を全体、日本のスポーツ全体も見ながらですね、そしてロンドンオリンピックの成果というものをしっかり検証いただきたいし、いいところ、あるいはまたもう少しここに力を入れればよかったなというところもあったかも分かりません。そういう問題についてはしっかりと検証いただきたいし、よく言われる我々も今回初めてマルチサポートセンターを開設をしてですね、やはり環境というのは非常に大事であるというように思いました。ということはイギリス、そのロンドンにいながらですね、やっぱり日本の雰囲気、畳の上で横になったりですね、そして日本食をしっかり食べていただいて、そして進めていただいたとか、いろんなことが功を奏したと、いい面ですよ、これは。ですからそういうようなこと、やはりイギリスにいながら日本のそういう生活というか、そういうことがうまくかみ合ったのではないかなということで、結果的には各選手がリラックスに大いにチャレンジできたんではないかなというように思います。いいことばかりではなかったと思いますから、是非いろんな角度からですね、検証委員の委員の皆さん方から、各界にいろんな御経験された方々を御推薦申し上げて御就任いただいたわけですから、そういう皆さん方からあらゆる角度から是非検証いただいてですね、2020年の東京オリンピックのこともあります。これが一番大事なことですけれども、やはりリオの4年後の大会に向かって、そしてまた冬季のロシアでのソチ冬季オリンピックに向かってですね、そういう環境をしっかり整えていくということと、話題にはなっていないんですが、これはちょっと私の個人的な意見を申し上げますと、やはりパラリンピックも終わりましたね。私は閉会式も寄せてもらったんですが、もう少しやっぱりスポーツというものの原点でものを捉まえていくならば、やはりパラリンピックをしっかりサポートしていく、そしてオリンピックとの競技種目なんかとですね、お互いに協調しあっていくということで、今の場合は国民の皆さんから見ればですね、オリンピックはメダルとって華やかにやったけど、パラリンピックはメダル頑張って取られたのになんだというようなことも出ているようですが、やっぱりこれ本当に申し訳ないんですが、組織の縦割りというか、厚生労働省さんとうちとの決してそのいがみ合いをしているとか、そういうことではなくってですね、もう少しやはりスポーツの原点というもの、同じ汗をかき努力をしハンデを持ちながら頑張っておられるそういう人たち、より以上に、サポートしていかなければならない。そういう立場を考えますと、これは私ども個人的にずっと以前から思っているんですが、もう少しいろんな意見の交換だとか、選手同士の交流だとか、そして競技大会にもですね、やはり何かそういうパラリンピックの種目もですね、取り入れながらしっかりとした国民のそういうスポーツとの連携というものをしっかりと、同じスポーツですから、取っていくということが大事ではないかなというように思います。ですからロンドンオリンピックだけの検証というチームになっていると思いますが、しかし大きな枠の中で一つパラリンピックも考えた上で今後のスポーツというものにも一つ検証いただければ私は有り難いなと、これは個人的な意見も含めて申し上げました。

記者)
 尖閣の問題なんですけども、日本のスポーツ選手が中国への遠征を取りやめたり、文化事業が取りやめになったりと影響が出ています。率直にどのように受け止めておられるかということと、領土問題はですね、学校の教育などでどのように子どもたちへ伝えていくべきかお考えがありましたらお願いします。

副大臣)
 スポーツには国境もありませんし、本当に肌と肌のぶつけ合い、力のまた競争でもあります。ですから、私はこういうようなことでですね、選手達がせっかくチャレンジ精神を持って頑張ろうとして調整をしながら頑張ってきてくれたあれですから、そういう環境にならないように本当はしていきたいというように思います。しかしながらお互いこんな状況ですから、受け入れ側、中国側もあるいはまた日本側が受け入れる場合もあると思いますが、こういうことがならないようにですね、一日も早く、ある意味ではこれは政治的解決をしていかなければならないというように思います。ですから一日も早く正常な今日までの友好関係、戦略的互恵関係ということが基本と中国は常に言ってもいただいておりますから、そういうようなことをしっかりとですね、進めていく中にスポーツという交流ということが非常に大きな私は外交のウェイトを逆に占めると思うんです。ですからスポーツを通じて友好がより以上保たれるようにですね、また我々文科省としてもそういう分野では一生懸命進めていきたいというように思っております。
 そしてあとの2点目の尖閣、領土問題のことですが、やはり私はもう少し我々の時は歴史の中にですね、そういう領土問題というか、島なり日本のあれもあったと思いますね。ですからやっぱり教育のところで、授業のところでしっかり日本の、国の領土というものをしっかり教える。教育の中にしっかりそれを入れていくということが、ちょっと歴史の中の教育の中に希薄になっていたのではないかなというように思います。これはもう少し私も勉強してみないと検証してみないと分かりませんが、やはりそういうものは誇れる国家、誇れる国民として考えた場合には、やはりそういう問題をしっかりと次代を担ってくれる子どもたちがしっかりそれを認識してくれるような教育を徹底的にやっていくということだと思います。悪いことは悪い、いいことはいい、日本のものは日本のものだということをしっかり分かるようにしっかり教育の中で進めていかなければならないと思いますし、中国や韓国、そしてロシアの問題ですが、今ちょっとこの報道見せていただいていますと、ロシアとは何かうまく話がちょっと前向きに進んでいるようですしね。いろんな状況は違うと思いますけれども、やっぱりそういう問題についてもしっかりと教育で進めていかなければならないというように思います。

記者)
 高速増殖原型炉もんじゅの関係なんですが、先般の革新的エネルギー・環境戦略決定を受けてですね、「もんじゅ」に関しては平野大臣もこれまでにですね、17年間動いてなかったことの体制の検証であるとか、増殖炉研究の刈り取りとか、取りまとめとかですね、あと廃棄物対策で使えるのではないかというですね、研究体制の見直しとかっていうことも言及されていますけれど、それに対して文部科学省としてまずどういう形でそういう検証であるとか、計画の見直しっていうの進めていかれるのか、現段階での検討状況を教えていただければと思います。

副大臣)
 先日、今仰せのとおり、大臣自ら出向いて行かれて、いろいろ関係者とお話をされて参りました。これはですね、私も去年就任した時から現地も行きましたし、やはり23年度で稼動するという一つの予算を組みながら、それも流れてしまった。今年もいろんな状況によっては40パーセント稼動のそういうような問題もありましたから、進めにくいということがありましたね。ですからそういう問題を考えておったんですが、最終的にエネルギー全体を考えていこうということで、先日の今おっしゃったようなことで、国としてお考えになって、いろいろこの問題については2030年代という一つの大きな定義の下にですね、今後どうしていくかということでありますので、大臣が現地でいろいろとお述べになったことが基本的なお考えだというように思いますので、我々はそれに従ってですね、当然だと思っていますので、今後そういう方向でしっかりと研究課題としてですね、進めていくべきだというように私はそういうふうに理解をしているところです。

(了)

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大臣官房総務課広報室