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高井美穂文部科学副大臣記者会見録(平成24年5月17日)

平成24年5月17日(木曜日)
教育

高井美穂文部科学副大臣記者会見映像版

平成24年5月17日(木曜日)に行われた、高井文部科学副大臣の定例記者会見の映像です。

平成24年5月17日高井美穂文部科学副大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

高井美穂文部科学副大臣記者会見テキスト版

副大臣)
 今朝ほど、自由が丘産能短期大学へ視察に行ってきました。いろいろとその学長である森脇さんという方と懇談したり、カリキュラムの件やキャリアセンターなんかを見せていただきまして、学生支援の様子とか授業観察をしてきました。今ちょうど大学改革タスクフォースいよいよ最終盤戦というか、国家戦略会議に向けてのいろいろな打ち出しや最後の取りまとめをしている、大詰めに来ておりますけれども、この自由が丘の産能短期大学、大変興味深く拝見したのは、かなり実践的なキャリア支援というのをやっていて、いろいろ実務に役立つような模擬トレーニングなんかも含めて、グループ学習やコミュニケーション能力等、プレゼンテーションの仕方の具体的な授業等、大変有効だなと思いながら拝見しました。あとAO入試が半分以上だということだったんですが、そのAO入試の形もなかなか本来あるべきAO入試のあり方っていうのを、一つのやり方をきちんとやった上で、入学させているという感じがいたしました。短大なかなか最近いろんな意味で特色あるように頑張っておられると思いますが、小さな規模なんで、いろいろと時代に合わせてカリキュラムを変えたり、あとその高大連携というふうな取組をやっているのが、高校生に、大学に入ってくる高校の方にも働きかけて、大学に先生方に来てもらって意見交換なり密な議論をやっているようで、大変、大学改革の中で高校にもきちっとコミットしてほしいという思いもありますものですから、大変興味深く拝見をいたしました。私からは以上です。

記者)
 本日からですね、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会の総括質疑がスタートを致しましたけれども、政府の掲げる「総合こども園」の創設についてのですね、メリットは何かというところについて、副大臣の御所見をまずお伺いできますでしょうか。

副大臣)
 これも長い議論を経てやっと形としてまとまり今日から審議に入るということで、いろんな意味で私も感慨深く受け止めております。この「総合こども園」についてのメリット、いろんな点があるんですが大きく3点に分けて言いますと、やっぱり今の幼稚園がこれから児童福祉施設としての位置付けも得られると同時に、何といっても保育所が学校教育としての位置付けを得られると。つまり全ての就学前の子どもに教育を行うということが、いよいよ実践に移されるというある種の全ての子どもに対して就学前教育をと、文科省はじめいろんな、私も母親ですけれども、思ってきたことがいよいよ実行に移されると、理念的な点からしてもこの点はとても大きいと思います。教育・保育が全ての子どもに与えられることが、原則、親の就労状況に関係なく、全ての子どもに与えられるということが大きいと思います。
 それから2点目としては、幼稚園がこれから「総合こども園」にどの程度移行してくださるか、インセンティブなりその与えられる取れる財源等もいろいろ関係してくるとは思いますけれど、より積極的に必要なところは地域の保育ニーズに応えて、入ってくれるんではないかと言うふうに期待もしております。保育の量的拡大ということに関して、何らかの部分の寄与はあるのではないかというふうに思っています。それから最後はやっぱり何と言っても二重行政の解消といいますか、今の「認定こども園」ではやはりまだ二重行政の部分が大きくなかなか進まなかった、ということもありましたので、少なくとも内閣府で一旦一元化してそこでどんな「総合こども園」に関しては全てそこで受け止めるということが基本、それからお金の出元も内閣府で一元化されるということが基本になるという点で、まだもちろん幼稚園や保育所、乳児園という形で残りますけれども、その部分は別にして、「総合こども園」としては行政的に受けるところは国が内閣府、現場は市町村ということで一元化されていくということは大きいのではないかと思います。

記者)
 関連でですね、子ども・子育てのこの新システム、制度自体が大変複雑なものになってしまっているんじゃないかという野党等の批判がございますけれども、それについてどう受け止められ、今後どのように対応すべきかということについてのお考えがもしございましたら教えてください。

副大臣)
 複雑さと言った時に、どの点の複雑さなのか、いろいろあるんじゃないかと思うんですけど、施設類型としては確かにいろんな施設ができますので、複雑となるかもしれません。ただ現状ある幼稚園や保育園が排除されることなく、いろんな形でそのまま残り続けていけるということが原則にある中で、少なくとも行政的に複雑さは解消されていくと思います。今さっき申し上げたように、内閣府で受けるところも出るところも、お金も制度も一元化していくという点においては、複雑さは以前よりは解消されると思いますけれども、その類型が多様になるという点を複雑だというふうな意味で言えば複雑になるかもしれません。ただ給付の一体化と、その制度としての一元化ということと、あとはそれが利用者にとって分かりやすい仕組みで、今まで通りちゃんと子どもを預けられて、またその多様な預け先ができるんだという点においては、当事者においては、そんなにすごく複雑になったというふうに、預ける側としては思わないんじゃないかと。あと働いていらっしゃる皆さんが制度が変わることに対して、少しいろんな懸念もあるかもしれませんが、できるだけこのまま法案審議スタートで、移行期間も随分長く取っておりますので、少し丁寧な現場の意見等も受け止めながら、広報を含め説明や意見の吸い上げに努力していきたいと思います。その中で複雑だという御批判はできるだけ解消していけるように行政側としては努力をしたいと思っています。

記者)
 先ほど短大のお話ありましたけれども、短大、定員割れが多くて厳しい状況が続いていますけれども、生き残る道としてどういうふうに改革していけばいいとお考えになられているか。

副大臣)
 そうですね、まずは短大にそれぞれに自分たちの生き残り賭けていろいろな特色を活かした授業をしたり、就職につなげていくということで、それぞれに努力はされていると思います。まず自分達の努力、定員割れを解消するための魅力あるやっぱり授業、大学としての魅力とかやっぱり授業が魅力的であるということが大事だと思いますので、その点はそれぞれにまずは頑張っていただくと。定員割れのところはやはり何がしかの問題があるんだろうと思いますし、経営上もなかなか厳しいというところはいろんな文科省の中でもアドバイスなりそういう意見を求められたらいろいろ調整をしながら必要なところは統廃合とか自然にそういうふうになっていくのではないかと思います。今日の私の、短期大学まだそんなに数は行っていませんし、副大臣になってからは初めての大学の視察だったんですけれど、極めていろいろと工夫をして独自の特色あるやり方をやっているなというのがすごく印象的でしたので、また他の短大、4大もですけれど、いろいろ視察なんかをする中で、そういう取組をまたいろいろなところで紹介もしたり、連携もしたりする中で、それぞれの大学が自分の大学の特色や生き残りを賭けて頑張っていただくということが、まずは基本であろうと思います。

記者)
 来週21日に金環日食があるんですけれども、学校の方で集団で見ることもあったり、個々人で見ることもあったり、安全対策というのに関して文科省として何か改めて言ってこられたり通知出されることはあるでしょうか。

副大臣)
 メディアに特にいろいろ取り上げていただいて、安全対策の件もかなり関心を呼んでいると思いますけれども、2月3日に一度通知を出しておりますが、改めて4月18日付けで注意喚起のための通知を出していますので、これ4月18日ですね、大分前だな。もう直接、これで再度見ていただく中でこれを再度見ていただいて、注意事項に関する喚起をしたいというふうに思っています。大臣も多分天文台の方に行かれるようなお話もありまして、私も本当言えば子どもと一緒に見たいなと思っているんですが。ごめんなさい、5月17日に全国都市教育長協議会定期総会で、全国町村教育長定期総会というのがございますので、その時に説明をさらにすると。資料をお渡しして説明を再度して注意喚起をするということにしたいと思います。引き続きマスコミの皆さんも御協力をよろしくお願いできたらと思いますし、なんせちょっと天気が心配で、雲が晴れるといいんですけど、これは祈るばかりでありますが。

(了)

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大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成24年05月 --